こちらに来てから10年余り。
来月でようやく終わる借金がひとつある。
拙著「海外逃亡してしまいました」もおかげさまでいまだに細々とアマゾンで売れている。
この本にいただいた書評の数は少ないのだけれど、結構両極端に分かれている。
☆ひとついただいた書評の中に借金踏み倒して無責任!という厳しいご意見もいただいている。
本の内容は結構はしょっているところがあるので、そうとられてもしょうがないのだけれど、
やはりすべて振り切って踏み倒してとはいかない部分があるのよね。
いわゆる連帯保証というやつ。
自分だけ逃げても保証人さんのほうにいってしまうので、こういうのはさすがに無責任に逃げることはできない。
というような借金をつっかえつっかえ返し続けてきて、その中のひとつがやっと終わる。
しばらく前に別の一件が終わっているので、もうひといきっちゅうところ。
こちらに来てから勤めた会社が突然閉鎖されたこともあって、この頃少し返済がとぎれた。
家のローンももう少しで終わるところだったけれど、結局払えずとられちゃったしな。
あっぷあっぷしながら何とかぼろ犬のようになりながらもまだしぶとく生きてるけど、
まあもうエー歳でもあるし、残りの借金払ってしまったら逆にぽっくりいってしまうかも知れんね。
それでも気の持ちようで充実した人生といえないこともないか。