確か年一回のことだと思うけれど、家のすぐ近くで結構なフィエスタがあってる。

会期は3日間なんだけれど、前の日から音響のテストなんだかドラムの練習だかで真夜中まで重低音が響いてくる。

夜中2時過ぎでもまだ平気で重低音が響いてくるので、さすがにコゾーはネット上から実行委員会みたいなところに文句いったらしい。

昨晩が初日で、そういえば例の猿のガイコツが売ってたのもこのフィエスタの時だったっけ、とおもいだしちょっと散歩がてらいってみた。

猿のガイコツはあいにくなかったけれど、最近の流行りなのか蛇の骨のアクセサリーが目に付く。


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蛇の骨でブレスレットに仕上げて売っている。
気持ち悪いといってしまえばそれだけだけど、解剖学的に見るとやはり自然の造形美の方が私には目がいくな。

しげしげとみてると、売り子のおっさんが色々説明してくれる。

「筋肉痛、肩こり、関節痛とかによく効くよ」だと・・・
明らかに私の年齢を見越しての売り文句じゃ?と思ったけれど

「わたしはほれ、このお通りもう15年ほどつけっぱなしなんだよ」と自分の腕を見せてくれた。


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確かにトゲトゲが摩滅した蛇の骨がそこに・・・

このおっさんの身を呈した実験から効用がわかったのかぁ?


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こちらはパラワン産のワニの牙で作られた首飾り。
とりあえず歯牙に惹かれるのは職業病か?


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ほかにもカブトムシやクワガタの頭をもぎりとってペンダントにしたり、亀の甲羅を丸ごとポシェットにしてるのはちょっとワシントン条約がきになるところ。


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こういう刃物屋さんも毎回来ていて、写真手前のハサミと同じようなものをブックストアで買ったことがある。

メッキも何もされていないので、すぐにおばあちゃんの裁ちばさみ的な風情にほどよく錆びてくるのだけど、小刃の角度が一般的な文房具のハサミより鋭くて、自分の仕事に欠かせない道具になっている。

もう一本おさえとこうと思って、先日同じブックストアに行ったらストアがなくなっていた。

このフィエスタで見つけたと思ったのに、手作りゆえか微妙に刃の厚みが違って、わたしの用途には向かなそうでパス。

あと二日の会期、最終日は確かズンドコズンドコなんかリオのカーニバルみたいな感じになるんだったと思う。

生足ファンの方は行かれたし。