朝晩車を停めてから家までの犬フンストリート。

名前の通り犬の落とし物がよく落ちているので、暗いときに歩くのは怖い・・・


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こういうのが何匹もウロウロしてたり寝ていたりするので、犬嫌いの人には辛いかもフィリピン。


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その路地でくつろいでいるこの白い犬の向こう側に湧き水がある。

この通りにも路上生活者が多く生活していて、時々路上で石鹸つけて体を洗っているのに出くわしたりするんだけれど、どっからこの水は持ってきているのか・・・とかねてから疑問だった。

なんのことはない、犬の向こう側の排水口の右側には多分水道管から漏れてるんだろう、一見透明な水が溜まっている。

左側はもろ排水だけどね。

この湧き水を汲み出して生活用水にしているみたい。

この湧き水の向かい側、犬の写真を撮ってる私の背中側にはキッチンがある。

キッチンの持ち主とシェフはこれまたこの路地に住んでるおばちゃん。

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ちょっと引いた位置からの写真がこれ。
左側に椅子に座って寝てるおっさんのむこう、電柱のたもとにキッチンがあって、おっさんのひだりで長椅子に寝てるのがそのおばちゃん。

灯油が燃料のコンロが2台据えられていて、おばちゃんがよく料理している。

料理したものを売って生活しているみたい。

道端で野菜くずみたいなのを洗ったり刻んだりしているのを見かける。
でもできたのを見るとうまそうなんだな。

一日生活できる分稼いだらあとは長椅子で昼寝したり、料理の仕込みやったりのんびり過ごしている。


こういう生活でいいような気がするな、ときどき・・・

料理という技術をおばちゃんは持っているために、物乞いするでもなく普通に生活できてるみたいだし、実際料理はこのあたりでは人気の様子。

ちょっとその灯油のコンロに惹かれている自分・・・

キャンプ用ではなく据え置き型の結構大きなコンロが、油で黒光りしてどっしりと据えられている。

その上に、これまた煤で黒くなったヤカンや鍋が湯気をあげていたりするし。
いつかおばちゃんに弟子入りしようか。