海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

タグ:技工士

昨日ライブドアというポータルサイトのニュースをみていて、歯科技工士についての話題があった。

そっからまた色々とリンクを辿って日本の現状を改めて思い出させられた。

リンクを貼ってみようかと今日ライブドアの検索窓に 「歯科技工士」 と入れてみたけれど検索結果なし、とでる?

いやこれはおかしくないか?うちの環境が悪いのか?ウェブ上に検索結果なしと出るのはなぜ?
いよいよ歯科技工士は社会から抹殺されつつあるのかと、心配になりYahooでやってみたら無事出てきた。
単にライブドアのサイトの問題か、私のやり方が悪いのかな?

くだんのトピックでは銀歯を作るのに一個400円、1日20時間働いている技工士さんの話が出ていた。

歯科医師に虐げられて干され、電車に飛び込んだ技工士さんの話とか、いつの間にかフィリピンで忘れてしまっていた記憶も蘇ってくる。

現在私の仕事はもちろん今でも歯科技工士がメイン。
4月から新しいところで仕事するようになって、前のところよりストレスも減ったし、労働時間も減ってしまった。
収入は変わらないんだからこれはいいことなんだろうけれど、それでも長年染み付いた感覚はしぶとく残っていて、なんとなく早く帰ると物足りないような気になることがある。

おまけに今の所は週休二日。まあ、これはテナントが入っているビルのエアコンが土日は止まってしまうのでしょうがないんだけれど、それでもやはり土曜日も出てきてなんかかんかやっていないと気が済まない。貧乏性っていうのもあるんだろうか・・・・

特に通常の従業員とは少し違う待遇なので、タイムカードもないし何時に出てきても誰にも文句は言われない。とはいっても朝10時までにはだいたい出勤するんだけどね。

帰りは5時になるとスタッフが帰り支度を始めるので、私だけ残るわけにもいかない。

日本で仕事していた頃を考えると、恵まれてるよな。

先日日本から来ていた技工士さんに言われた。
「今日本で夜10時前に家に帰る技工士はいないんだよ」あながち誇張でもなかろうと思う。

そう、日本からよく技工士さんも来られる。
アウトソーシング先を探してフィリピンに来られる人が多いのだけれど、その方達も日本でいわゆる営業ラボの下請けをやっていることが多く、技工士不足と言われている日本のこと、仕事はかなり多いらしい。

それをさらにフィリピンにアウトソースすればいいんじゃね?という考えで来られるのだけれど、こちらの料金表を見せると「えー、日本より高いんですね」と引っ込んでしまう。

物によってはフィリピンの技工料金の方が日本のものより高いし、ましてや孫請けの料金では太刀打ちできないだろう。いかに日本の技工料金が底を突き抜けているか・・・

こちらで技工所をマネージしていていつも感じるフィリピン人と日本人の違いは、急ぎの仕事や大量の仕事がある場合、フィリピン人の「できません」は、あくまでも定時で帰ることが前提になっている。

日本人の技工士さんの場合の「できません、無理です」は徹夜しても間にあわせることができない、という感じか・・・。ちょっと極端な表現だけれど、フィリピン人についてはそのままだな。

最初の頃はできません、といって定時で帰っていくフィリピン人スタッフにムカつくことが多かったけれど、考えればそれが普通なんじゃないかと気づかされる。

もちろん残業代なり出るのであればフィリピン人も残業しないことはないのだけれど、日本人の場合自分を合わせてしまうことが多いように思うし、これは自分を振り返ってもそう思うこと。

おかげでいつかどっかで無理が祟ったり、ストレスを抱え込んだり・・・

茹でガエルというたとえ話だけで一括りにしたくないけれど、日本の技工士さんは特に自分が抱え込んでいることが多すぎなんじゃなかろうか。

外から見ていて今日本は技工士さん不足だとか、対して歯科医師の方は数を制限しないといけないようになっているらしい。

よく考えれば技工士の立場改善の絶好のチャンスでもあるんだろうけど、でも声を上げるのはごく一部なんだろうな。

目端の聞いた人はフィリピンから技工士を日本に連れて行けないかとか、アウトソーシングできないかとか色々考えてこっちにきている。

手っ取り早く日本を見限って外国に出るといいのかもしれないけれど、それじゃ祖国日本の行方が悲しいし・・・

オススメはおっぱい職人になるか?顔面補綴の技術修得セミナーをこちらでやるので日本からも希望者があれば受け入れまっせ。


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11月になってホーリーウィーク、日本のお盆にあたるのかな?
久しぶりに日曜入れて3日間続けて仕事休み。

昨日修理に出していた腕時計を受け取りに、久しぶりにモールにいってきた。
もうすでにクリスマスツリーもかざられて、店内の装飾からBGMまでいつの間にかクリスマス一色になっている。

当分また例の浮き足立った季節に突入。
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日本で仕事していたころは、年末といえば一番忙しかった覚えがある。
残業残業、時には徹夜。トライアスロンのように仕事していた記憶がある。

そういう仕事の仕方がいいとはいえないし、でもそうせざるを得なかった状況もあって、
技工士という仕事がいやになった時期も結構ある。

技工学校卒後5年以内の離職率が80%を越える仕事なんだとか。さもありなんだな。

もちろんここフィリピンにきてからも、そういった働き方をしてきたけれども、
今となってはその時代があったから今があるともいえるしな・・・

最近このブログにこられる人の足跡を見ると、どうやら技工士さんが結構いるような・・・

日本のそういう状況がいやになってるのか、単に海外に目が向いてきているのかわからんけど、
フィリピンといえど、今は結構ハイテクになってきているし日本の技工士さんの活躍の場はたくさんあるとおもう。

とはいえ、日本の状況がもっとよくなってくれれば一番なんだろうけど・・・
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写真は深夜に路上でおやつを売っている屋台みたいなもの。
えびの絵が描いた袋がぶらさがってるんだけれど、えびチップスみたいなのが入っている。

黒いおなべみたいなのは有名なバロット。
アヒルの卵の孵化寸前のものをゆでたもの。

滋養強壮にいいのだと。
深夜営業のタクシーの運ちゃんとかよく止まって買っている。

怪しげなサプリやドリンクより自然に近いだけいいのかもしれんね。







 

コメントを頂いて返信したかったのですが、コメント欄では文字制限がありました。
こちらで返信とさせてください。
2016-09-16-10-09-04

フィリピンの歯科はレベルが低いと思われがちですが、
中には外国などで勉強してきた歯科医師もおり、審美歯科やインプラントなど結構高いレベルの治療をされている歯科医師もいます。

対して、やはり技工士の方は全体にレベルが低いため、技術レベルの高い技工士は常に求められています。

幸い日本の技工士は高い評価を得ているため、日本人技工士ということであればこちらでの就職に困らないと思います。

ただし給与レベルをお互いどこまで歩み寄れるかというのが一番の問題かもしれません。
こちらの一般的な技工士の給料は3万円前後です。

ある程度人数のいる技工所でチームリーダーとかプロダクション・マネージャークラスになると5万から8万円くらいになります。

小規模のクリニックでも特に審美歯科に力を入れているところは、院内である程度の技工ができるようにしているところもありますが、なかなか優秀な技工士はいないようです。
日本人ということであればまた違った給料レベルになりますが、期待を裏切らないくらいの技術レベルは必要です。

もし日本人の技工士でメタルボンドが焼けて、患者のシェードと形態に合わせることができるレベルの技工士さんなら20万円程度の収入を得るのは可能だと思います。

次に問題となるのはビザですが、ワーキングビザを取った場合、収入に対する所得税は結構高かったと思います。
また収入を得るところが一箇所に限定されてしまいます。

リタイアメントビザは年齢によったと思いますが、デポジット次第でこちらはかんたんに取れるそうです。

一番楽というか何かと都合がいいのはフィリピン人と結婚して配偶者ビザを取ることですが、これだとデポジットと年齢制限などもなく、税率も低いし収入を得る先も複数持つことが可能です。

私も当初はそうでしたが、一箇所だけの収入では足りなかったものですから、技工所と学校の掛け持ちをしておりました。

現実的な話をしますが、例えばHIROさんのようにこちらで働いてみたいという日本人の技工士さんがいらっしゃったら、少しお手伝いはできると思います。

具体的にはとりあえずこちらの歯科事情を見てみたいということであれば、見学先はうちの技工所を含めクリニックなども案内することは可能です。

その上で働いてみたいということであれば、技工士を探しているところを紹介することができます。

厳密にはだめなんだと思いますが、しばらく様子見に働いてみたいということであれば、観光ビザで滞在して見ることも可能ではないでしょうか。
私の場合も配偶者ビザを申請して降りるまでには結構時間がかかりましたので、その間何度か観光ビザを延長して滞在していました。

長く務められそうであればいずれかの正規のビザを取ることを考えられると良いと思います。

言語の違いも大きな障害に思えるかもしれませんが、
フィリピンの場合どこにいってもある程度の英語は通じるというのはやはり大きなメリットです。

街の看板やメニューなども、英語もしくはアルファベット表記のタガログ語ですので、全然読めない字で書かれてあるよりは意味がわからなくても気は楽です。

技工士の場合作ったもので判断されますので、言葉はそれほど重要ではないと思います。
中学で習った程度の英語を思い出しながら慣れていただければ大丈夫だと思います。

歯科医師との意思の疎通にある程度の専門用語は必要ですので、そのへんはもちろん努力が必要です。

他にご質問がありましたら何なりと聞いてください。


募集なんて書いていまどきのゆとり若者が来ると困るけれど、
先週まで日本からのお客さんがあった。

2名の技工士さんでもうおふたかたともかなりベテランの域に達しておられる大先輩。

 もちろんわが社にもご案内申し上げたのだけれど、うちのスタッフ相手にちょっとしたセミナーやってくれたり、指導してくれたりで楽しんでいただけたよう。

今まで孤軍奮闘だったのがいきなり日本人3人になるとなかなか心強いというか、
ついつい日本語で会話が弾んでしまう。

スタッフは私が日本語を話すのが珍しいらしく、いまさらのように「あーそうかこいつは日本人だったっけ」みたいな顔をされる。

先輩方はすでにリタイヤするような年齢で、このあとは世のため人のためになれればいいなと、
自分の知識と技術が役に立つなら世界各地いきまっせーののり。

やはりこういう世代のほうがゲンキなのね。

3人共通する思いはやはり日本の若い技工士さんたちにもこういった機会を与えたいね、ということだった。

とりあえず様子見だけだったら観光ビザで来ればいいし、何なら観光ビザで2年滞在している人もいる。

観光ビザなのにしっかり現地の運転免許に書き換えてバイクで出歩いているし、銀行口座も開いてる。
一軒家を借り手メイドさんも雇ってるし、そういうゆるいところもやはりフィリピンの利点じゃなかろうか。

少々腕に覚えがあって熱意のある人なら面白いと思うけどな。
英語なんかは高校までで習った英語をおもいだし思い出しして使えば結構通用するもんだし、
技工の仕事は幸い言葉がそれほど重要じゃない仕事なのでなれる人はすぐになれるみたい。

職場見学とこちらの状況のお話ぐらいだったら喜んでお受けします。
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あまりいい経緯でフィリピンに来たわけじゃないので、思い出したくないことも多いのだけれど、
簡単にこちらに来るに至った経緯をとつとつと・・・

拙著「海外逃亡してしまいました」に詳しく書いたつもりだけれど、友人と兄がほぼ相次いで自己破産。
保証人になっていたため自分の負債額が一気に増えて、自分の歯科技工所としての事業も首が回らなくなった。

借金の督促ははがき封書電話とあらゆる方法で毎日のように来るし、泣きっ面にハチで取引先の歯科医師が交通事故で仕事しなくなった。大口の取引先も取引先を変えだして売り上げも大幅減。

そんなこんなのときにフィリピンからのお誘い。
結局ほかに行くとこも方法も思いつかなかったので、流れのままにフィリピンに漂着。

日本に比べるとやはり低い賃金ながら、なんとか生活をたてなおしつつといった矢先に勤め先が突然の倒産閉鎖。

それでもいまだにしぶとくこちらで根を張ることができているのは、やはり手に職を持っているというのが大きい。

今日本からお客さんが来ていて、この方はベテランの技工士さん。
リタイヤしているのだけれど、それでもなんか世の中の役に立ちたいということで、技術指導に来られている。

この方と例の自宅近くの困窮邦人?の件で話をしたのだけれど、このベテラン技工士さんいわく、
「私なら食うだけならどこ行っても食っていけるね」とおっしゃる。

これは私も同感で、雨露をしのいで食べ物にありつくくらいのことだったら、歯医者を渡り歩くなりしてやっていけそうな気がする。

日本じゃ日の当たらないところで仕事しているような技工士だけれど、海外じゃ評価されているので、その期待を裏切らないくらいのレベルであればどこでも食っていけるんじゃと思う。

フィリピンは特に暑い国なので、屋外で仕事しなければいけない人なんかは見ていて気の毒になることもある。

技工士は屋内の仕事なのでこの面でも恵まれてるか。

こちらの技工所によってはクーラーなしのところも多いけれど、それでも直射日光のもとよりはましだろう。

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