海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

タグ:弁当

ニート生活中はほとんど使うことがなかったけれど、最近また活躍するアルコールを燃料とするストーブ。


EA7E18F3-047C-4982-8DAD-E33370953697

スウェーデンのアウトドアメーカーというのか?トランギアというところのもの。
今でも現行品で2千円ちょっとで買えるんじゃなかろうか。

写真のものはフィリピンに移住する前に日本で買ったものなんで、かれこれ15年は使っていることになる。

チタン製のカップもほぼ同じくらいに買ったもの、これも結構大きな凹みがあるものの落とそうが投げようが壊れようがない。

五徳もチタンフェチに恥じないようにこれもチタン製。

奥に見えているのは100均で買った巾着で、カップにストーブを入れた状態ですっぽりきれいに入る。

綿製なので鍋つかみにも重宝するおりこうさん。

ストーブはしばらく前まで時々小爆発してびっくりさせられていたのが、最近はどういうわけかそれも無くなった。

しかし2千円くらいのものがここまで長持ちすると、アウトドアショップは儲かるんだろうかとかいらぬ心配もしてしまうね。


516FC847-6141-482C-8515-8ED1223607C6

今日も嫁さんが作ってくれた弁当を温めるのに活躍するのであった。

そういえばこのアルミの弁当箱も同じトランギアのものだったっけ。

アルコールストーブの柔らかい炎と、アルミの熱伝導率の良さは相性がとてもよく、焦げ付きなしできれいに全体を温めてくれる。

ちなみにストーブは海賊版的なものが安く売られているけど、この弁当箱はなぜか品薄で高値がついている。

さすがにこの雑な作りの弁当箱に何千円も出して買う気はせんな。

せっかくなんでアマゾンさんのリンクを載せとこう。

写真の弁当箱はメスティンのラージのほう。
今見たら8900円だって、これはボリすぎだろアマゾンさん。


trangia(トランギア) アルコールバーナー 【日本正規品】 TRB25



trangia(トランギア) ラージメスティン TR-209 【日本正規品】

ずっと弁当箱にはトランギアというスウェーデンのアウトドアブランドだったと思うけど、ここのメスティンという四角いアルミのなべを使ってきた。  

そのままいつも火にかけて温めてから食べるし、嫁さんが弁当を作ってくれなかった日はこれでラーメンやそばを作って食べる。

普通サイズのメスティン2個と大きいサイズ1個を持っている。

時々火にかけすぎて焦がしてしまい、弁当箱のそこに炭化してこびりついたご飯が取れず嫁さんが苦労している。

小さいほう1個はでこぼこもかなりひどくなってきたので、仕事で使うなべにおろし、あたらしくもう一個買おうと画策。

いつものアマゾンで探しながらふと思いつきで別のなべにしてみた。

これならテフロン加工っぽいコーティングがされているし、たぶん焦げ付いてもしばらく水につけておけば取れるのではと思う。

容量を確認してもメスティンとほとんど変わりない。
おまけに日本製だっけかこのメーカーは?


CA6F2E69-13E8-49F0-B453-6BD9CDE57CF1

届いたものを手にとってみたら予想外に小さかった。
もうひとつ上のサイズにすればよかったかとおもいながらも、カタログ値を信じることにしよう。


EEF27D52-C5FB-4670-ADCC-29BDC049D924

・・・で今日の弁当。

なべの形的にメスティンと違って正方形で深さが深い分、横のアレンジが難しくどんぶり的なアレンジになってしまうな。

食後の感想はいつもより量が少ないということもなく、カタログ値に間違いはないみたい。

やはり少し焦がしてしまったけれどたぶんきれいに取れそうな予感。

ふたもメスティンは熱くなると素手で取れなかったのが、このなべだとつまみがついているし、取っ手もつまみもなかなかしっかり感がある。

ふたもぴたっと吸い付くように合わさるし、やはり日本製なのか・・・

前の会社を辞めて以来周りの反応がなかなかおもしろい。

前の会社での肩書きがそれなりなものだったので、「もったい無い、なんでまた?」というのが多いかな。

あとは、あまり親しく無い人であれば、「住むところはどうするの?これからどうするの?」と、なんかこちらが無職になって、いよいよ困窮邦人のドツボにはまっていくと思われている。

表向きは心配しているようなそぶりで、実際他人の不幸は蜜の味と思っているのは見え見え。

まあ、実際うちの嫁さんとコゾーにも心配されてはいたんだけれど、彼らは運命共同体だからそれは当然か。

次の仕事は決まっていたのだけれど、長年の友人とのコラボなので、はっきりした条件は何も知らないまま話し合わないままだったし。

前のところはなんだかんだで恵まれた条件ではあったのだけれど、だんだんと人的ストレスとかが増えて来て、なおかつそれが現時点では解消できない状態だった。

目をつぶって周りの弱い立場の人を犠牲にし、自分の立場を温存することはできたんだけれで、性格的にそれはやりたくなかったしな。

自分自身そういう状況で続けても、別のどっかにひずみが、例えば病気になってしまうような気がしたので思い切った次第。

長年温め続けて来た自分のおっぱいビジネスで、ある程度稼げるようになってから、とも思ったのだけれど、現実的に夕方6時くらいで仕事を終えても、会社の場所は少しはずれにあったし、それからマカティまで息子を迎えに行って、いつもの渋滞をくぐり抜けながら自宅に戻るのが時には8時くらい。

そっからご飯食べるとあとはソファーで寝てしまい、おっぱい作る元気もない。

今までにこういう思い切りかたをしたのは、勤め人を辞めて自分の技工所を作り独立した時と、あとはやはりフィリピンに移住することを決断した時ぐらいか・・・

まあ、数少ない決断の経験から、一歩踏み出してしまえばあとはどうにかなる、とだけはわかっていたので年齢的にも多分これが最後かなと思いつつ退職。

その後、友人との仕事の立ち上げを手伝いながら約半月。

フィリピンは通常月2回に分けて給料が支給されるのだけれど、だいたい15日と末日。

今月は15日が日曜日だったので、月曜日が予定された給料日のような日。

受け取るまでは色々と不安だったのも正直なところだけれど、色々な好意で前と変わらない収入は最低限確保できることになった。

あとは仕事自体が十分な収入を生み出すようにしないとね。

まだ少ないとはいえスタッフもいることだし、今はそれぞれ我慢してくれているところもあるのは重々承知。


IMG_2369

そういったよもやまのことを思いながらランチに嫁さんが作ってくれた弁当を食べる。

フィリピンのエビはなかなかうまい。
例の10年選手の使い慣れたアルコールストーブで温めた弁当はアツアツで、ふたを開けると湯気が立ち上る。
ご飯は先日、日本から来られたお客さんが好意でわざわざ重いのを持って来てくれたコシヒカリ。
エビはちゃんと一匹ずつ背ワタを取ってあるし、こういうのがつくづく幸せなんじゃなかろうかと思ってしまった。

世の中には必要とするものが十分なく、いかに頑張って自分のところに多く持ってくるか、という幻想の中で世の中が動いているような気がしているんだけれど、もうそれは卒業しよう。



image


生足の写真を載せたり、結構悪趣味なんかな?

こちらに来たてのころ、スタッフの弁当を見て結構衝撃を受けたのを思い出したもので・・・

その時は大学で教えていた時のアシスタントちゃん。
まだ20そこそこのきれいな女性だったけれど、弁当がタッパーに詰めたご飯の上にスパムとよばれるハムみたいなものを2枚のせただけだった。

今にして思えばそれがごく一般的なスタイルなんだと見慣れてしまったけれど、日本のお母さんたちが作るきれいなオベントウをイメージしてしまうとかなりギャップがある。

上の写真はわが社の美人受付嬢二人の弁当。
ご飯とテラピアというんだっけか、焼いた魚が二匹。

向こうに見えるのがもう一人の分。
この子はご飯だけ持ってきて、会社の外でビニール袋に入ったおかずを買ってきていた。
そしてビニール袋からそのまま食べている。

二人ともiphone SEを持っていることからわかるように、特に貧困層の子たちでもない。
これがこちらでの一般的な弁当のスタイルみたいね。

魚の子には私の弁当のおかずのハムを一切れ分けてやった。

マニラ湾に面したビルの中のクリニックにお呼ばれ。

一仕事終えてビルから出てきたらすでに12時を回っていた。

隣には結構な高級リゾートホテルが立っているし、ここのエントランス周りにはやしの木がいっぱい植わっていて、たぶんこのホテルに泊まって中から出てくると、やしの木陰から望むマニラベイにそれなりにリゾート気分になろうと思う。

車は嫁さんが買い物に使っているらしく、到着までしばらく時間がかかりそうなので、マニラ湾に面した外の吹き抜けで座って待っていた。

1月はフィリピンも常夏の国とはいえ、気温はうだるような暑さまでは行かず、乾燥した風もあって日陰だとなかなか心地よい。

黙って待っているのももったいないので、嫁さんが作ってくれた弁当を食べることにする。

周りには何を待っているのか、何人も同じように座っているんだけどね。

恥ずかしい気持ちよりも、この気持ちのよい風に吹かれつつ、マニラ湾を眺めながら弁当を食べるとちょっとした遠足気分になるんじゃね、とおもいちょっと遅めのランチ。

image

さすがにバーナーまでは用意していなかったので温めることはできなかったけれど、
それでもマニラ湾を眺めながらのランチは、隣のリゾートホテルのランチよりもうまかった(想像)
 

↑このページのトップヘ