海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

タグ:困窮邦人

通勤途中ちょっとショックなものを見てしまい・・・

自宅近くに多分日本人であろうホームレスの男性がいる。

もうそろそろ1年くらいになるんじゃなかろうか?

時系列にちょっと振り返ってみると・・・

 最初は歩道に正座して道ゆく人に物乞いしていたけれど、そのときはなんとなくまだ知性というかなんというかそういうものが恥じらいの奥に見えていた。

 その後しばらく見たり見なかったり。
たまに見かけるとだんだん汚れた格好になってきていた。

それでも不思議なのは逆にふくよかになってきていたこと。

 車道脇から移動して古いモールの入り口近辺でよく見かけるようになってきたのは、多分そこが定位置になってきたんだろう。

誰かにもらったものか、なんか食べてるしチョコレートのジュースみたいなのをおいしそうに飲んでいる。

この頃から表情が変わって、簡単にいうとおかしくなってきているような・・・

この辺までの変化が約半年かな?
最初に見た頃はどうしても日本人に見えたので、コゾーなんかも「話しかけてみたら?」といっていたのだけれど、やはりなんとなくね・・・

明日は我が身というのもあるし、向こうにまだプライドとかあったら気まずいだろうし。

んで、最近はすっかり壊れた感じで周りにも溶け込んでいた。

最初見たときは襟付きのポロシャツ着てたし、ゴルフ焼けした駐在の部長さんに見えなくもない。

でもやんごとなき事情でここに至ったわけで、やはりアイデンティティーの崩壊もしょうがないのか・・・

やはり明日は我が身かもと身につまされる。

10871EC5-5649-4CFE-9171-A844CE984BCB


その彼を昨日の朝通勤途中に見かけたのだけれど、いきなり全裸。まっぱ。

で、車道に向かって何事か叫んでいる。

複雑な気持ちで通り過ぎ会社に向かったけど、あそこまで壊れると逆に楽なんかもね。

会社に出てくれば相変わらずのストレスだらけだし。

そんなことを考えながら今度はいつもの渋滞の中仕事を終えて家に帰る。

その途中また例の古びたモールの前を通りかかったら、定位置にあの方が寝そべってなんか食べてる。

しかも新しめの半ズボンとシャツを着てるし、さすがに誰か着せてくれたんだろう。

フィリピンにはパキキサマという言葉があって、ニュアンス的には相互扶助?みたいな感じ。

貧困国でホームレスの数はダントツに多いわりに餓死者はまったくいないのだとか。

どっかで誰かが死なない程度には面倒みてくれるような気質らしいし、これは実際に働いていてスタッフなんかからも感じられるところ。

たとえ一個のクッキーでも分けてくれようとする。

そういえば路上生活者は多く見かけるけれど、ほとんどきちんと散髪されている。

かの日本人もいつも髪はきれいに刈り上げられているし、路上生活し始めた頃より現在の方が太っている。

誰が散髪してくれてるんだろうね?

いまだこれは私にとってのフィリピン七不思議の一つ。

0FE3B7F7-C300-482D-8CDB-9AC0EDE6B0A1_1_105_c

写真は路上でスマホ用品とか売ってるひと。

台の上に積まれているのはスマホの画面に貼るガラスみたいなもの。

貼り替えもしてくれるようだけれど、横はジープニーが黒煙吐き出しまくって走ってるんよね。











邦人かどうかはいまだ定かではないけれど、その人をはじめてみたのは自宅近くのけっこう交通量の多い道路わき。

ストリートチルドレンやホームレスも多い場所。

何で日本人ではなかろうかと思ったかというと、手のひらをうえにむけて道行く人に差し出しているのは見慣れたことだけれど、その人は正座していた。

いしなんかもごろごろしていて痛かろうになんでわざわざ正座?

日焼けした顔ではあるけれど顔つきは日本人で、身なりさえきちんとすればゴルフ焼けした駐在の部長さんといってもおかしくない感じ。

妙にニコニコしてる顔にはなんとなくテレが感じられ、「シャレでやってます」みたいな雰囲気を作り出そうとしているようにみえた。

私と一緒にいたコゾーに「日本人じゃね?」と聞いてみると

「声かけてみたら?」といわれた。

けど、なんとなく近寄れなかったな。

その後も時々おなじ場所で見かけていたけど、しばらくしたら見なくなった・・・

・・・と思っていたら、ある日近くのチョーバタ臭いモールの入り口付近で、こんどは座禅を組んでいた。

あいかわらずうっすら笑みを浮かべていたけれど、着ているものはだいぶ汚れてきている。
でもその割には髪の毛やひげはぼーぼーということもないし、がりがりにやせているわけでもなく逆に私のほうが見た目栄養不良なくらい。

私が隣に座って座禅組んだら、間違いなく私のほうにお恵みが集まってくると思うな。

その後その近辺はあまり通らなくなったので、自然と忘れてしまっていたところ、今朝衝撃の再会。

今度は汚れたブリーフ一枚で手にはビニール袋に入ったたべもののようなものを持っている。

渋滞する道の中央線付近をニコニコしながら歩いていた。

さすがにこの姿はちょっと衝撃的。

以前より逆に恰幅がよくなっているのはやたら突き出た太鼓腹のせいでそう思うのだろうけど、もしかしたら別の理由で腹が膨らんでいるのか?

あいかわらずの笑顔だけれど、今回は以前のときの笑みと違い壊れた何かを感じさせた。

どっかの記事にかいてあったけど、フィリピンに住む中年日本人男性の半数以上が困窮状態にあるのだとか。

駐在員も含む中年男性の数なのかは不明だけれど、含むとすれば駐在員の割合はどれくらいなんだろう。

駐在員が困窮しているとは思えないんで、そのほかの一般邦人の困窮率というのはさらに高くなるのではなかろうか。

私はまだ現地の収入で食べていけるだけましなんだな。いつ転落するかわからないけどね・・・

とあまりこういうことばかり書くと、心配してくれる方がいらっしゃって、救援物資を持ってきてくれたり送ってくれたりでさらに身の細る思い。

10年以上も住めばすっかり現地の生活になじんでしまっているので、逆に変な里心が出てしまう。
どうか皆様ご心配なく


E3CDE58B-7389-4807-8159-0D387CD040EA

写真は夕方の渋滞風景。
建設ラッシュのマニラ近辺を下支えしている作業員の人たちが、トラックに載せられてかえるとこなんだと思う。

なんか荷台に乗せられてモノ扱いのような気がしなくもないけれど、彼らの表情はいたって明るい。
当分失業の心配がない安心感なのかな?

自宅近くの路上で物乞いをしている日本人とおぼしき人をしばらく前に見かけたのだけれど、しばらくして見かけなくなったのでなんとなく気になっていた。

今朝通勤途中にそれほどはなれていないところで、その人と思う後ろ姿。

上半身裸で真っ黒に日焼けしていた。路上に正座して手を道行く人に差し出している。

以前見かけたときにも硬い路上に膝立てていたのだけれど、やはりこの辺も日本人の感覚なのかもしれんね。確証はないんだけれど・・・

なんか訳あってそういう境遇にいるんだろうけれど、自分自身みそぎをおもってわざわざ正座しているのかな とおもったけれど、ようわからん・・・

実際に日本人だったらどう対応したものか、と考えるので今のところ近づいてはいないんだけれどね。

上半身裸で真っ黒に日焼けしているとはいえ、そんなに痩せていないし髪の毛はきちんと刈り込まれているのが不思議というか救いだけどね。

なんか複雑な気分・・・ 

2016-10-12-10-23-55
会社に行ったら、スタッフにお土産をもらった。
多分バナナの葉っぱと思うんだけれど、きれいに螺旋状に包まれている。

せっかくなんでコーヒーを淹れてごちそうになったけれど、予想に反して甘くなかった。
2016-10-12-10-24-32
中身はもち米を潰したもの。
多分砂糖かなんかつけて食べるんだろうな。

アウトドアには携行食として使えるように思う。

 

あまりいい経緯でフィリピンに来たわけじゃないので、思い出したくないことも多いのだけれど、
簡単にこちらに来るに至った経緯をとつとつと・・・

拙著「海外逃亡してしまいました」に詳しく書いたつもりだけれど、友人と兄がほぼ相次いで自己破産。
保証人になっていたため自分の負債額が一気に増えて、自分の歯科技工所としての事業も首が回らなくなった。

借金の督促ははがき封書電話とあらゆる方法で毎日のように来るし、泣きっ面にハチで取引先の歯科医師が交通事故で仕事しなくなった。大口の取引先も取引先を変えだして売り上げも大幅減。

そんなこんなのときにフィリピンからのお誘い。
結局ほかに行くとこも方法も思いつかなかったので、流れのままにフィリピンに漂着。

日本に比べるとやはり低い賃金ながら、なんとか生活をたてなおしつつといった矢先に勤め先が突然の倒産閉鎖。

それでもいまだにしぶとくこちらで根を張ることができているのは、やはり手に職を持っているというのが大きい。

今日本からお客さんが来ていて、この方はベテランの技工士さん。
リタイヤしているのだけれど、それでもなんか世の中の役に立ちたいということで、技術指導に来られている。

この方と例の自宅近くの困窮邦人?の件で話をしたのだけれど、このベテラン技工士さんいわく、
「私なら食うだけならどこ行っても食っていけるね」とおっしゃる。

これは私も同感で、雨露をしのいで食べ物にありつくくらいのことだったら、歯医者を渡り歩くなりしてやっていけそうな気がする。

日本じゃ日の当たらないところで仕事しているような技工士だけれど、海外じゃ評価されているので、その期待を裏切らないくらいのレベルであればどこでも食っていけるんじゃと思う。

フィリピンは特に暑い国なので、屋外で仕事しなければいけない人なんかは見ていて気の毒になることもある。

技工士は屋内の仕事なのでこの面でも恵まれてるか。

こちらの技工所によってはクーラーなしのところも多いけれど、それでも直射日光のもとよりはましだろう。

image
 

人のことより自分のことを心配しないといけないのだけれど、最近になって自宅近くの歩道に物乞いをしている人がいる。

スクワッターとか箱に住む人たちは、もちろん以前からたくさんいるのだけれど、 この新しく参加してきている人が何となく気になって・・・

というのが物乞いの姿勢が歩道の固い地面に、わざわざ膝を立てて座っている。 
体育すわりとか正座ではなく膝とすねで立ってるといえばわかるだろうか。
ちょうど L字形になっている。 

これだと膝に小石がめり込んでいたかろうと思うのだけれど、この姿勢で両てのひらを差し出している。

最初のころは後姿を見るだけだったのだけれど、先日いつもと逆方向から車で走ってきたときに顔が見えたのだけれど、どうも日本人に見えるの。

通常路上で物乞いしている人たちは、やはり一種独特の雰囲気があるし、営業スマイルじゃないけれど、哀れっぽい表情を作っているのが常だけれど、この人は日に焼けて浅黒い顔ではあるけれど、簡単にいうと知性を感じるような顔をしている。

スーツなりネクタイ締めてマカティででも歩いていれば、ゴルフやけした日本人駐在員のしかもそれなりのポジションといわれてもおかしくない。

道路わきに膝立てている表情は何となくにこやかなのがまたかえって不気味だけれど、
やむにやまれぬ事情があってそういう状況に陥った照れ隠しに見えなくもない。

今のところ近づいてみることもないし、お金を渡したこともないけれど、何となく気になるこの頃。

自分も困窮邦人一歩手前とはいえ、まだこうしてインターネットにでもつなげられる環境にいるだけずっとましなんだろうな。

明日は我が身とやはり思ってしまうのだけれどね・・・

image



 

↑このページのトップヘ