海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

タグ:レントゲン

うちのコゾーが歯医者になるまで待っとこうと思っていたけれど、自分のことは後回しにばかりしているツケがそろそろたまりすぎて、口腔環境はすでに崩壊寸前。

耳がふさがるような不快感がいつもあったり、肩こりやラ腰痛はすでに慢性化。

劣悪な咬合状態からきているのはすでに重々承知していた。

会社のスタッフが増えて、自分の時間を作りやすくなってきたこの頃、重い腰をようやく挙げて歯医者にかようことにした。

その気にさえなれば環境には恵まれているので、腕のいいきれいな女医さんのいるクリニックへ・・・

削ってもらって型どりまでしてもらえば、あとは自分で歯を作るのみ。

やはりジルコニアのクラウンやラミネートべニアと最新の設備と材料で製作。

まともに歯医者に行くと、いったいいくら払わないといけないのだろう、もちろん日本のような保険は無いし、ジルコニアの歯は保険があったとしてもきかないはず。

数えたら上下で22本ジルコニアの歯を入れたことになるので、日本だと200万以上は払うことになるはず。

役得役得、とかみ合わせも回復されて調子に乗っていたら、何となく痛みを感じる部分が出てきた。

歯を削る前の段階でレントゲンを見た女医さんに、

「この歯とこの歯は歯根が感染しているけど痛くないの?たぶん抜かないとだめよ」

といわれた。

感染しているのは自分でもわかっていたし、レントゲンの状態も20年以上前から同じような状態なので、

「痛くないから大丈夫、大丈夫。とにかく削って」と強引に頼んで処置してもらい、冠をかぶせた。


夜中に時々痛みで目が覚めるようになり、痛み止めを飲むとなくなる。

虫歯の痛みとは傷み方が違うのでやはりあの部分だな・・・・

観念してまた歯医者に行った。

せめてお気に入りの女医さんの練習台にでもなれればと思ったのだけれど、
「抜歯はやはりきちんとしたオペ室のあるところで」といわれ別のクリニックに申し送りされた。

以前にも抜歯でお世話になったクリニックで、日本で経験したことないような仰々しいオペの準備が始まる。

おなじみの心拍数のモニターと血圧のモニターも取り付けられる。

綺麗な女医さん二人の手を煩わせ、無事一本半の抜歯が済んだ。

半というのは2本ある根っこのうち、一本は感染していなかったので残してもらったため。

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このレントゲン写真はクラウンを入れる以前のもので、だいぶかみ合わせが崩壊している状態。

オペ中は口のところだけ穴が開いた布をかぶせられて視界はほとんどなかったのだけれど、隙間から見えるモニターに、何やらオペの映像が映っている。

どうも自分の口の中で進行している作業と、シンクロしているような気がして終わってから確認したら、写真に写っている照明の真ん中にはビデオカメラがついていて、オペを記録しているのだとか。

スタッフの教育にも使えるけれど、何かあった時の証拠にもなるんだろうな。

車についているドライブレコーダーみたいなものか。

もし自分で気になるところがあれば、見せてもらうこともできると思う。

ほかのクリニックではこのカメラ付きの照明を見たことないけれど、だんだんと普及してくるんだろうか。

日本だと抜歯は保険でカバーされるはずだけれど、フィリピンではとりあえず現金で払って、あとで日本に帰ってから還付を受けることになる。

戻っては来るはずだけれど、手間はかかる。

私のように永住者出日本に住所もない状態だと、日本の保険も使えないので自費診療になってしまう。

時々見積もりなんかを見ても結構な金額がかかってしまうので、やはりなるべく日本で治した方がいいのかな。

一番いいのは歯医者と友達になるのがいいような気がする。


普通にはあまり見る機会がないのではと思う、インプラントのレントゲン写真。

このクリニックはデジタルレントゲンの為撮ってすぐモニターで確認することができる。

特にこの時は写りが良かったので写真を撮っといた。

ネジネジになっている部分がチタンでできたインプラント本体で、顎の骨に埋まっている部分。

頭の部分はさらに小さなチタンのネジでとめている。

右3本の白い部分は金属で、周りにうっすら見えているのが金属に焼き付けたセラミックス。このタイプはメンテナンスなどの時にはネジを緩めることで取り外すことができるようになっている。

一番左は冠をかぶせる土台の金属をネジでとめた状態。この後上に冠をかぶせるのだけれど、通常の冠と同じくセメントでつけるのだけれど、冠をつけてしまうと取り外すことはできない。

顎の骨の条件などでインプラントの植立方向や部位に制限があるのだけれど、そういった条件によって頭の部分の作り方が変わってくる。


ちと真面目な話題でした。

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フィリピンには大小さまざまな歯科医院が存在するのだけれど、日本と違う点があり、私が一番驚いたのはレントゲンを撮る設備を持った歯科医院が非常に少ないこと。

日本だとほぼ間違いなくどの歯科医院もこの設備は持っているはずだ。

歯医者にかかったことのある人ならほとんど経験があるのではないだろうか、口の中にフィルムのようなものを入れてそこに向けて外側から筒状のものを向けて「ハイしばらく動かないでねー」というやつだ。

これは歯の部分のレントゲンで、これとはまた別にあご全体のレントゲン写真を撮るパノラマというのがある。

なんか機械の前にたたされ、口に何かくわえたまま動かずにいると頭の周りを機械がぐるっと回るやつ。
 
どちらも診断する上ではやはり必要なものなのだけれど、フィリピンの場合はこの設備が無いところがかなり多い。

ではどうするかというと、必要な部位の処方箋を歯医者で書いてもらって、ショッピングモールなどの中にある医療検査をやっているところに行ってレントゲンだけ撮ってもらうことになる。

院内に設備があればそこで済んでしまうことでも、わざわざ外に行かなければ行かないのはやはり面倒だね。

日本ではこのレントゲンの管理も厳しく、ちゃんと鉛の入った壁で覆われたレントゲン室で撮るようになっているはずだ。だいぶ前は診療台にそれぞれ簡単なレントゲンのアームがついていてそれで撮っていたのを覚えているけれど、これだと関係の無い周りの人まで被爆してしまうため今は隔離されたところで撮るようになっている。

フィリピンの場合はレントゲンの設備がある歯科医院でも、一昔前の日本のスタイルだったりするので、変に普及して周りに余計なものを撒き散らされるよりはいいのかもしれない。

上の写真はパノラマを撮る機械からさらに進化した、顔面用のCTスキャン。
デジタルでもちろんパノラマも撮れるので、とってすぐモニター映してみることができる。しかも鮮明だし従来の現像処理がいらないので余計な廃液も出ない。

CTスキャンの場合は頭部全体が撮れるのだけれど、モニター上のスライダーを動かすと自分の顔の筋肉が無くなっていって骸骨が出てくる。私も撮ってもらったのだけれど生きながらに自分の骸骨を見ることができるのはなかなか興味深い。

この機械かなり高いらしいのだけれど、フィリピンにも数軒導入している歯科医院がある。
料金も高いのだけれどパノラマとかレントゲンは日本の保険が使えるはずなので、レシートをもらうことと日本の保険請求用の書類をお忘れなく。


 

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