海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

タグ:フィリピン移住

ごはんについで今日はコーヒー。

前はコーヒーはそんなに飲まない方だったのだけれど、ここ最近コーヒーにこだわるようになってきた。

コーヒーの淹れ方にこだわっている人は、年収が高い傾向があるというなんかのレポートを読んだせいでもないのだけれど、ささやかなリラックスの方法としていろいろと試している。
すでにカフェイン中毒にもなってるっぽいけどね。
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最近開けてきたマニラ湾近くのベイエリアに新しく出来たUCCのお店。
天井が高くごらんのようになかなか雰囲気のいいお店なので最近のお気に入りとなった。

ここで食事も出来るしもちろんコーヒーも飲むことが出来る。
何よりコーヒー豆が結構な種類おいてあって、サンプルの香りをかぎながら選ぶことが出来る。

100gと300gのパッケージがあって、100gだと200ペソ程度で気軽に試してみることが出来るのがいい。

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これは仕事場でコーヒーを淹れるときのスタイル。
元はすべてアウトドア用の道具で、ごみも出さず手軽にコーヒーを淹れられるのだが、少し水っぽいような気がする。

家では布製のフィルターにハンドルがついたやつで入れているのだが、これが今のところお気に入り。
紙のフィルターを使わないのでごみも出ないし、いろんな大げさな道具も要らないごくシンプルな方法で味もいいように思う。


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フィリピンのケーキは甘すぎて苦手なのだけれど、UCCのケーキは日本のものと同じといっていいんじゃないだろうか。
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こちらはUCCの近くにあるお店。日本の女子高生風のプリーツスカートとブラウスを制服として店員さんに着用させていてかわいらしいんだけれど、オーナーは韓国だとか。
ケーキやパンもなかなか日本人にも好まれるような味だった。

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UCCで買ってきた最近のお気に入りの豆。
以前に日本で飲んだことのある、ハワイアンコーヒーにヘーゼルナッツの香りがついたやつが忘れられず、買ってみたけどハワイアンコーヒーの方がもっと香りがすごかったような気がする。

今のところこちらでは見つけられていないけれど、日本のアマゾンで売っているのを発見した。
今度買おう。




同じアマゾンつながりでインスタントストアというのを、ブログに付属する形でつくることが出来るのを知り早速お気に入りのもので構成してみた。

コーヒー関連のところで使っている道具を出してみたので、興味のある方は見てみてね。

さりさりすとあ 


しばらくシリーズでフィリピンに住んでのマイナス点を書いてみようと思う。
というのも今日は記念すべきフィリピン上陸記念日で、いつの間にかもう10年になるのだった。

以前日本で経営していた小さな会社の創立も2月2日だったっけ。
何かと思い出深いぞろ目の日なのだが、いつの間にかフィリピンになじみ切っている自分のためにも、ちと思い出しながらフィリピンのむかつくところを書いてみよう。と言ってもマニラとその周辺限定なのでフィリピン全土で同じかどうかはわからないし、かといってフィリピンが嫌いというわけでもないので、移住ネタのひとつとして・・・

まず第一は交通渋滞とマナーの悪さ。

車と人が多すぎるのだろう、移動する時間が読めないので早めに移動する必要がある。
約束の時間に遅れても「渋滞してて・・・」で通用してしまう雰囲気ができてしまっている。
時間に遅れてくる人が多いのもそんな許される雰囲気ができているからという悪循環もある気がする。

その分日本よりプレッシャーに感じる部分も少ないわけで、やはり良し悪し・・・

困るのは時々約束の時間に自分が遅れてしまうこと。
日本人は時間に几帳面だからと、相手が気を遣って時間通りに来てくれた時に、こちらが遅れるとその分かなり恥ずかしい思いをする。

たまに日本からくるお客さんなんかとの待ち合わせに遅れると、フィリピンに染まっちゃったなと思われそうだしね・・・

自分で車も運転するのだけれど、交通マナーは大変悪い。
譲り合いの精神なんて言ってたらいつまでたっても先に進めないし、こういうのに慣れて日本に行った時に同じようにやったらかなりひんしゅくもんだと思う。

こちらの暗黙の交通ルールに大きいほうが偉い的なところがある。
弱者優先はあまり通用しないのでこちらに来られる方はご用心。

バスなんかはびっくりするくらいマナーが悪いんで、日本からくるとかなりびっくりする。
聞けば運転手にノルマがあるんだとか。おまけにバス停という決まったものがなくどこでも客がいれば止まるのでかなり厄介な存在だ。

タクシーは推して知るべし、客として乗っても時々びっくりすることがある。
乗るときに行先を告げて運転手のご意向をうかがわないといけなかったり、行先によっては乗車拒否されたり もする。

幸いに乗れても、渋滞して車が前に進まなくなると降りてくれと言われることもある。

時々は運転手がホールドアッパーに変身することもあるし、やれやれなかなかこちらのタクシーは厄介だ。

フィリピンに住まれる方はなるべく公共交通機関を使わなくて済むように、車を用意されることをお勧めする。
それもなるべくだったら自分で運転しないほうがいいので、ドライバーも雇ったほうが日々の危険リスクもだいぶん減ると思うな。 

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 こちらは庶民の足ジープニーの後ろ姿。
こちらから乗り下りする。これの排気ガスも嫌なもののひとつ。
排気ガス規制もあって時々道端で抜き打ち検査をやってたりするんだけど、意味がないんじゃね? 

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最近日本のラーメン店の進出が目覚ましいフィリピン。

だいたいが結構高級な場所に出店しているし、値段もラーメン1杯400ペソくらいだったりする。
今、ペソに対しても円安で、一万円をペソに両替すると3745ペソくらい。

しばらく前までは4200ペソ くらいだったし、記憶の中で一番高かったころは5300ペソという頃もあった。

今のレートでラーメンを換算すると400ペソのラーメンは千円超えることになる。

昨年日本に何度か帰った時にラーメンも食べたのだが、800円くらいだとなんか高く感じたっけ。
トッピングだ替え玉だで1000円超えると自腹では食いたくなくなる領域の値段。 

でも数字のマジックというか錯覚なんだろうけれど、フィリピンでラーメン食べに行って400ペソは何となくだしてしまう。

まあ、こちらで稼いでこちらで消費してるんで円と換算することはあまり意味がなかったりするんだけどね。

でも400ペソというと、フィリピンの中心地マカティの最低賃金も日給400ペソちょっとだったと思う。

400ペソのラーメンを食べている人たちはというと、別に日本人や外国人ばかりではないし、どちらかというとフィリピン人のほうが多いようだ。

もちろんそういう人たちは最低賃金で働いているような人たちでもないんだろうけど、それでもそれなりに裕福な人たちが増えていることの証明になるんではなかろうか。
日本ブームは根強いものがあって、朝から人気タレントが日本に行った紹介なんかを毎日のようにやっている。

日本食やラーメンを食べるのもある種のステイタスみたいになっているのを感じる。

知り合いの華僑系のフィリピン人は日本食材を日本から輸入してモールやスーパーマーケットに卸している。
聞けば週にコンテナで4、5台動かしてるのだとか。

ほんの数年前までは手提げ袋に商品見本をもってジープで得意先を見つけて回っていたのだけれど、現在では億ションを購入してBMWに乗っている。

やはりフィリピンは今バブルまっただなかといってもいいようだ。 

先日日本からレストラン出店の視察に見えていたグループがあって、ラーメン屋も各所見て回ったのだが、人気店は1日に700杯のラーメンを売っているのだとか。

今のレートだと日本のラーメンより単価が高くて、おまけに店舗代、何より人件費が安い。
「なんかいやんなるね・・・・」というのがかの人たちの感想だった。

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最近オープンしたラーメン店に並んでる人たち。
この日は台風で学校や職場はほとんど臨時で休みになったような天気。
幸い被害が出るほどの荒れた天気ではなかったけれど、それでもこの行列。
並んでる人はほぼフィリピン人だった。

100人近く並んでいたっけ、たぶん最後のほうがラーメン食べれるのは1時間後くらいだったと思う。

 

フィリピンではクリスマスのために一年間生きているのでは、と思えるほどこの時期は異様な熱気に包まれる。

どこへ行っても道は渋滞しているし、モールもたくさんの人たちであふれかえっている。

普段はモールの中でもあまり買い物袋をぶら下げた人は見ないのだが、この時期ばかりはたくさんの人が買い物袋を提げている。

前に書いた13ヶ月目の給料、いわゆるボーナスに相当するものが入るのもこの時期で、そのお金でプレゼントやほしかったものを買うのだろう。

街のあちこちで見かける人の服もなんとなくおろしたての香りがぷんぷんして、白色が特にくすんでおらずその違いは顕著だ。
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クリスマス前はシンバンガビといって毎日早朝に教会でミサがある。
朝4時とか5時に始まるのだけれど、早朝にかかわらずどこも一杯の人だ。

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ミサの後近くのバーガー屋で朝凪のマニラ湾を眺めながら朝食。

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みんなおろしたての服やシューズでこざっぱりしている。


そんなクリスマスの熱気も12月24,25日で最高潮を迎え、その後は年越しに向けて新たな熱気が押し寄せてくる。

年越しには今度は爆竹やトロトッといわれるおもちゃのラッパみたいなものの音がにぎやかになってくる。
何でも騒がしい音で邪気をはらって新年を迎えるのだとか。

爆竹も日本で想像するものと違い、ダイナマイトといってもいいのではというような強力なもので、毎年指を吹き飛ばす人が出てくる。空に向かって銃を撃つ輩もおり、流れ弾に当たって死傷者も出てくる始末。

毎年新年のニュースには爆竹と流れ弾による死傷者の数がニュースに出てくるのが恒例になっている。

フィリピンにいるとやはり日本の年末の情緒が懐かしまれる。
カウントダウンの頃になると爆竹、花火の音が最高潮になり、さながら市街戦が起きてるような騒音と煙に町中が包まれる。

なるべくこの頃は外に出ないようにしないと余計な怪我をするかもしれない。

そこまで盛り上がっておきながら、新年は通常どこも元日のみが仕事休みで、2日から仕事が始まるところが多い。

日本人のDNAをもつ身としては、やはりせめて三が日は家でゆっくりしたいものだが、こればっかりはしょうがないね。せめて日本食材屋さんでそばを買ってきて年越しそばを食べるくらいかな。

クリスマスまでの熱気も新年になるとだんだんと落ち着いてくるのだが、中華系の人も多いせいで旧暦の新年までなんとなく浮かれた気分が続いていく。その後は気が抜けたような上体が少し続き来年のクリスマスに向けてカウントダウンが始まっていく。

世界一クリスマスの期間が長い国なんだとか・・・・

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