海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

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もしかしたら、いやもしかしなくてもアメリカに行く用事があるかも・・・

嫁さんも一緒に行くことになるのだけれど、フィリピン人なのでビザが必要。

オンラインで申請をし、多分ここであらかたフィルターにかけられてるんだろうけど、特に問題がなさそうなのか、大使館でのインタビューのスケジュールが早々に決まって今日。

マニラ湾沿いの大使館に行くと、まだ朝の8時過ぎというのに大使館前は結構な人出。

例によって門前市をなしており、食べ物やら老眼鏡にボールペンも売ってる。


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多分この辺りでたむろしている人たちは、オンラインで申請していない人たちのようで、9:45分開始と書かれたなんかの案内のもと、ぶらぶらしている。

初めてアメリカ大使館の近くにいって気づいたけれど、すぐ横のマニラ湾は真っ黒な砂ながら一応砂浜になっているのね。

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多分大使館の中はいわゆるフィリピン時間で動いてはいなかろう。
9時のインタビューのスケジュールも時間通りに行われるはず。

建物内部には携帯電話を持ち込むことができないため、嫁さんの荷物ともども預かり近くのコーヒーショップで待つことにする。

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窓越しにヤシの木が見え、その向こうにはマニラ湾。
たまに南国気分を思い出すのはこういうときだな。

と、時間つぶしにこの記事を書いていたら、私の向かいの椅子を動かそうとする人影。しかも黒いスカートのババエの様子。

おーっと、相席か?と期待して顔を上げれば嫁さんだった。

時間もほんの9時を数分過ぎたばかり。なんか早くね?

無事インタビューも終わりビザもおりるんだとか。

やはりフィリピンタイムじゃなく、時間通りに運営されているのね。

今まで東南諸国しかいったことなかったけれど、初の欧米デビューとなりそう。

アメリカ人の気質は嫌いだけどね。

ビザについてちと。
日本の犯罪者なんかがよくフィリピンに潜伏したり
逃亡したりと聞くのだけれど、日本とフィリピン間に犯罪者の引き渡しに関する協定がないからとかなんとか。

そういった潜伏者は別として、いわゆる外こもり的な日本人もフィリピンにはたくさんいる様子。

これはフィリピンでのビザのシステムも大いに関係しているのではと思う。

興味のある方は詳しいサイトがたくさんあるので、
そちらを参照していただければと思うけれど、フィリピンでは観光ビザで約2年間ほど滞在できる。
もちろん途中延長更新が必要なのだけれど、2年も滞在できればいろんなことが考えやすいのでは無かろうか。

最終の更新期限が来てもいったん国外にでればまた再入国してさらにそこから2年ほどまた滞在できるわけで、これだとデポジット払って退職者ビザとか無理してとる必要もないのではと思ってしまう。

知り合いの日本人でもう2年近く観光ビザで入国して未だにフィリピンに滞在している人がいる。

ビジネスの立ち上げ準備で来ているらしいのだけれど、ビジネスでありながら労働ビザとか取ることなく、とりあえず観光ビザを延長して動いているらしい。

彼のビジネスの内容が、簡単に言うと日本からのアウトソーシングの下地作りということで、フィリピン内でのビジネス展開とは違うためまだそれで通用するのかもしれない。

フィリピンでビジネス展開し収入があれば、フィリピンで営業許可を取り税金も納めなければいけない。

フィリピンの場合、労働ビザはいろいろと制限があり、2カ所以上から収入を得ることはできなかったり、収入に対する税金の利率も結構高い。

私の場合はフィリピン人の配偶者ということで、永住権をもらっている。このビザでは収入源が2カ所以上であってもかまわないし、税金も安い。

外国から入ってきて労働ビザを取ると言うことは、フィリピンのお金が外国に流出するということになるため、そのような仕組みになっているのであろう。

対してフィリピン人の配偶者であれば、フィリピンで稼いでもフィリピンで消費するであろうという前提なのだろうとかってに勘ぐっている。

そんなわけで、件の長期滞在している知り合いの日本人も、普通に住む場所も借りてメイドも雇い、バイクを買ってこちらで生活している。

「そんなに何回も更新してイミグレーションでなんか言われない?」と聞いたことがあるけれど
「何で更新したいんだ?」「フィリピンが好きで気に入ったからもっと滞在したい」といったらそれで済んだらしい。

もちろん彼の場合フィリピンで仕事しているわけではないので、収入は日本からのものに依存しているわけで違法なことはなにもやってないしね。

フィリピンで仕事してみたいといわれる技工士さんとかたまにいらっしゃるのだけれど、まずは伝手があればそういった感じでちょっと滞在して様子見るというのもできるんじゃなかろうか。

十分生活していけそうであれば、改めて労働ビザを取るか、一番条件的にいいのはピーナと結婚して永住権を取ることがいいのかな。

まあそう簡単に行くことばかりでもないんだろうけど、その辺の四方山も含めて人生楽しめる方ならおもしろいのでは。

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