うちのコゾーは今大学の前期が終わって、一ヶ月ほどの休み期間。

11月から後期がはじまるげな。

雨季もそろそろ終わりかという今日この頃、10月の中旬に後期のエンロールメントがあった。

学費を納めて後期も勉強しますよ、ということだけれど、うちのコゾーは歯学部に通っているし、しかも私立の大学なんで、日本だと私みたいな困窮邦人じゃなくとも一般家庭でも学費を払うのは大変じゃなかろうか。

どっかで参考になることもあるかもしれないので、ちょっと学費のことなど今日は・・・

こちらに越してきたときにコゾーは小学校一年生。
日本語はとりあえず先に習得しておいた方が後が楽だろうと、日本人学校に入れた。

日本人学校の学期は日本と同じ3学期制で、新年度や夏休みも日本のそれに合わせている。

もうその日本人学校も卒業して久しいので、学費なんかはまた値上がりしているんだと思うけれど、うちのコゾーが通っていた時は一学期4万ペソくらいだったと思う。

日本円で今のレートだと9万円くらいかな?それが3学期分必要なので年間27万円か・・

今通ってる私立の歯学部の学費が一期5万ペソ。年間2期で10万ペソだから22万円くらいか。

もちろんこのほかに教科書や制服なんかがかかるのだけれど、それでも日本人学校のほうが高いということに今更気づいた。

それでもコゾーは日本語英語タガログ語すべて読み書きもできるので、私の目論見と努力は報われているような気がする。
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マニラの日本人学校は中学部までしかないため、こちらの大学に入るためにはもう一年足りなかった。

今現在はまたこちらの制度が変わって、以前は小学校が6年、そのあとハイスクールが4年だったのが、ハイスクールも6年になって、日本の中学高校の期間と同じになっている。

うちのコゾーの場合はその制度変更直前だったため、ハイスクールの期間が4年間で大学に入った。

日本人学校の中学部3年間では一年足りない計算で、現地の高校に編入し追加の一年はそこで過ごした。

それまで日本語オンリーだった学校から、いきなり現地の学校に入れたのでしばらく言葉の面で大変だったみたい。

タガログの会話はできても読み書きと授業はまた別物みたいね。

学校近くの塾のようなところでほぼマンツーマンで現地のお兄さんが勉強を教えてくれたのでなんとかかんとか無事に卒業することができた。

この辺は日本人学校で案内されていたことでもあったんだけれど、やはり現地の学校なり、インターナショナルスクールに行くと、言葉の面で一年余分に通うことになる場合もあるといわれていたっけ。

このハイスクールの一年間はあっという間に過ぎてしまって学費がいくらだったか思い出せない。はは

知り合いのフィリピン人の子が医学部に通っているけれど、私立の医学部で一期10万ペソらしい。

ちょうど歯学部の倍か・・・

日本だといくらかかるか詳しくはないけど、それでもこっちのほうがだいぶ安いのは間違いないな。

台湾とかサウジのほうは外国の歯学部を卒業すれば、本国の国家試験が受けられるらしく、そういった国からの学生が多いのもうなずける。

日本の場合はそうはいかないみたいだけれど・・・

逆にこちらの国家試験はフィリピン人じゃないと受験資格がない。

うちのコゾーは日本とフィリピンの両方の国籍を持っているのでいいとこ取りができる。

あと3年半で卒業か・・・まだまだ私も働かなくてはいけないな・・・
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