海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

タグ:セラミックス

やはりおっさんになったのか生足の話題が多いような。
それだけ目がいくのか、目がいくような情景が多すぎるのか・・・

モデルの患者さんのための立会いで、クリニックにいった時の写真。
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ある程度名前の売れたモデルさんみたいだし、盗撮オヤジにもなりたくなかったので、かなり引き気味の写真で・・・

このときは ほかの患者さんも立て込んでて、ソファーが足らずパイプ椅子みたいなのに座っていた。

ストッキングもはかない生足はまぶしい限りだけれど、こうやって普通の格好をしているとやせているのが目に付いてしまう。

ビューティーコンテストやグラビアの写真で、ドレスや水着でも着ているところを見ると 格好いいんだけれど、なんかモデルさんは細くないといかんのね。

体型だけ見るとどうかするとストリートに住む人たちみたいに見えないこともない。
あちらは栄養が足りなくてやせているだけなんだけどね。

でも実際に相対すると、なんちゅうの自分の美しさに自信のあるオーラのようなものはびんびん感じるし、その麗しのご尊顔を拝したならば、圧倒されてしまうときもある。

大体こういう方たちは育ちもいいのだろう、歯も全部そろっていておまけに歯並びもほぼきれい。
じゃあ、何をしに歯医者に来るかといえばさらに美しさに磨きをかけるためなのである。

歯をより白くしたい、歯並びを完璧にしたい、などなど・・
大体はラミネートベニアといって、歯の表面だけを削って、そこにセラミック製のちょうど着け爪のようなものを貼り付ける。

厚さも薄い場合は0.2とか0.3mmでどうかすると爪よりも薄いかもね。

彼女たちの美への追求はなかなか計り知れないものがあるし、そういうモデルさんたちがメディアなんかに出てそれを見た一般の方たちにも影響を与えていくのである。

実際にそういったモデルさんの写真を持ってクリニックに来る一般の患者さんたちも多い。

最近はフォトショップなんかで結構な修正をされていたりすることも多く、実際とは違う場合もありイメージが一人歩きしているところもあるわけで、それを要求されるほうもかなり大変だ。

まあ、こういう審美的な、いわばプラスアルファの部分にお金をかけることができるというのは豊かさの証明でもあるんだろうね。



 

たぶんこういう専門的な部分は普通の人はあまり見られないところなので面白いのかも知れない。
・・と思って蛇足ながらまたまた歯の話題。

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前から見ただけではわからないのだけれど、これはラミネートベニアといってセラミックスなどで作る歯の表面だけの補綴物。
簡単には見た目の回復が主な目的で、歯の色が気になる人、歯並びをきれいにしたい人などが主な対象。

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この写真は上あごのモデルだけれども、真ん中から時計回り方向にセラミックスのクラウン(冠)いわゆる差し歯、その次がちょっとわかりつらいかもしれないけれどこのラミネートベニアというもので切縁部までしかセラミックスで覆っていない。
次が犬歯(糸切り歯)で何も治療していなくて、次がセラミックスのインレー(詰め物)。
その次2番目の小臼歯と第一大臼歯は見た目じゃわからないのだけれど、材質が違うクラウン(冠、かぶせ物)で、小臼歯のほうがジルコニアで大臼歯のほうはハイブリッドセラミックスといわれるコンポジットクラウン。
ハイブリッドセラミックスといっても要はプラスティックみたいなもので、中にセラミックスの粒子を練りこむことで表面硬度を高くしている。
真ん中のセラミックスクラウンやジルコニアクラウンとは材質は根本的に違う。

今回はフィリピンの芸能人やお金持ちの人に人気のラミネートベニアを紹介しようかな。

ラミネートベニアはクラウンと違って削る範囲が表から見える範囲のエナメル質内で済ませるため、ものすごく削除量が少ない。
そのためほとんどの場合は神経の治療が必要ないし、削除量が少ないということはそれだけ削られるあの苦痛も少ないということだ。

主な目的は芸能人やお金持ちの方たちは、歯を白くするためや、歯並びをきれいにするためにこのラミネートベニアを選択される。

歯の漂白、いわゆるホワイトニングということもやっているのだけれど、白くするのもある程度限界があるのと、若干の後戻りがあること、さらに着色しやすい食べ物や飲み物に気をつけなければならないためちと面倒なところがある。

結構テレビに出ているフィリピンの芸能人など、このラミネートベニアを入れている人たちが多い。
金属も使わないので見た目はごく自然に出来るし、じゃあ何で芸能人が入れているのがわかるかというと、わが社で作ったものが多いからなのである。

そんなタレントなんかが、歯を白くする効果をうたった歯磨き粉のコマーシャルなんかをやっているのを見るとなかなか微妙だね。

上の2番目の写真で真ん中から割って左側の補綴物は比較のために作った金属の詰め物とかぶせ物。
日本ではこの種類が保険適用なので結構よく見かけるけれど、フィリピンではそういった保険が無いために、逆にこういった金属製の補綴物はほとんど見かけない。

ごく一般的な治療でも金属冠の上にセラミックスを焼き付けたいわゆる差し歯が多いし、差し歯を入れるお金が無い人は抜いて入れ歯、ということになろうか。

こういうところにも貧富の差は見えているし、一億層中流といわれる日本は結構な割合で金属が口の中にはいっている。

なんにせよ歯は大事にしましょう。
私はいつでも治せるという気持ちがあるためか、かなりがたがた・・はは



 

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