以前に書いたけれども、長らくガラケーを使ってきた。周りは今やスマホ全盛で、会社のスタッフも含めて私の携帯電話が一番みすぼらしかった。

電池のもちはいいし、落としても壊れない安心感はなかなか捨てがたい。
新品で買っても1000ペソだったしね。
これでデュアルシムのおまけにシムフリー。

ただし日本に持って行ったときには一応連絡が取れるようにローミングしたのだが、使えなかった。
シンガポールでは使えたのに、調べたら通信方法みたいなものが違うからだめなのだとか。

息子に貧乏くさいと言われながらも長年使ってきたのだけれど、これまた古いパソコンがとうとう使い物にならなくなったこと、日本語でショートメッセージやメールのやりとりを頻繁にする必要が出てきたことなどなど、ついにスマホデビューをしてしまった。

パソコンも世に出始めた頃からいろいろといじり倒してきた経緯もあり、年の割にはこういったデバイスでもヘビーユーザーに近い使い方をしている。

今まではWifi頼みだったインターネットでの連絡も常時接続できるし、いつの間にかフィリピンでもナビゲーションとして十分使えるようになっている。

せっかくなのでこちらの携帯電話事情を少し。

Iphoneなどもかなりみかけるし、値段も日本と大差ないか、むしろ今のレートで円に換算すると高いのだけれど、こういう高価なデバイスは日本のように2年縛りの契約で持つことが多いようだ。

基本的なプランがいくつかあり、月々の支払い額によってはデバイスの値段が割り引かれたり、ただになったりする。

要は通話やテキスト、インターネット接続などのプランがおまけで付いてくる分割払いといったところか。

Iphoneだとデバイス代がただになるくらいのプランだと月々の支払いがやはり高額だし、安いプランだとそれなりのキャッシュアウトが必要。

ちと今調べてみたので参考までに。
Iphone6の16Gの場合。
月々のプラン額が799ペソだとキャッシュアウトが21700ペソ。

デバイス代がただになるプランだと月々の支払いが2499ペソから。

今の日本の携帯事情は知らないのでこれが安いのか高いのかよくわからないのだけれど、だいたいの参考になれば・・

フィリピンに時々遊びに来て、現地のおねーちゃんなんかと連絡取るだけだったら、安いガラケーが500ペソくらいからあるので、それを買ってこちらでは一般的なプリペイドシムを入れるのが一番安上がりな方法だと思う。

シムは40ペソくらいだし、ロードは5ペソとか10ペソみたいな少額でも可能。

日本に帰国して3ヶ月くらい使わないと使えなくなるけれど、また来たときに別のシムを買えばいい。
番号が変わるだけだしね。

それにしても今のスマホは便利。
VPNでネットに接続すれば日本のラジオも聴けるじゃないか。

こちらに来た当初は短波ラジオで何とか聞けないか悪戦苦闘したのにね。

日本の本も読めるし、ニュースも聞ける。

長年連れ添ったこのガラケーは息子が引き継いでくれた。