題名だけ聞いてもタガログ語に馴染みのないかたにはなんのことやらだろう。

シンバは教会、ガビは夜で、夜の教会みたいな意味になるのか?
実際は早朝なんだけれども、クリスマスが近くなると早朝から教会のミサをやるようになる。

なんでも昔の農夫の方々は朝が早いので、その仕事前にミサに行けるようにというのが始まりなんだとか。

自宅近くにもこの時期はイルミネーションで飾り立てられ、クリスマスソングがスピーカーから流れている。

半野外的なところに、その早朝ミサ用の特設会場が設けられてるんだけれど、敬虔なクリスチャンの嫁さんに、日曜の早朝から起こされてつきあわされた。

朝4時だし・・・・

シンバンガビ第一日めの日曜日ということもあってか、
結構な数の人間が集まっていた。

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写真を撮ったときはまだ早かったので、座るところも空いていたけれど、ミサが始まる頃には満杯。

やってる内容はあんまり代わり映えはしない良くも悪くものワンパターンだけど、まあ、宗教のことはあまり突っ込みたくないのでいいや。

うちに帰る前に寄り道して外で朝食。
ミサに付き合ってくれたお礼にと嫁さんのおごりだった。

家に帰って2度寝してたら、耳の患者さんが新しい耳を取りに来ておこされた。

それからまた寝たのだけれど、今度は鼻の子が来た。

この鼻の子はもう12,3年の付き合いで、記念すべき二人目の患者さん。

当時はまだ12歳の子供だったのに、もうすっかりおねえさんになって働いている。

外資系の企業で働いているそうで給料も現地企業に比べてかなり高い。

こういう成長を見るのは涙がでるほど嬉しくなることがある。

おまけに今年は嫁さんと私にとクリスマスプレゼントまで持ってきてくれた。

うちのコゾーにはもうサンタのフリしてクリスマスプレゼントを用意する必要もなくなったのだけれど、いつの間にかもらう側になっていくのね・・・

2、3年前まではサンタのフリして隠れて用意するのもなかなか大変だったのだけれど、

「サンタの顔もち◯毛まで、ということわざがあるように、◯ん毛がはえるとサンタはもうプレゼントもってこないんだよ」といって無理やり納得させた覚えがある。