日本のアマゾンはよく利用していて、運び屋さんの住所に送ってもらうとまず間違いなく手元に届く。

今回はシンガポールからの買い物に挑戦した。
決済するまでシンガポールとは知らず、アメリカかなと思っていたんだけれど、
ここはちゃんとしたところらしく、トラッキングナンバーもメールで届いた。

5月2日に注文して、メールでトラッキングナンバーと一緒に届いたシンガポールポストのサイトで荷物の追跡。

5月5日にはフィリピンに届いたことになっている。
でも、その後配達される気配はなく、たびたび追跡しても変化なし。

5月12日の日付で何やら配達失敗みたいなことになっていた。

私が住んでいるところは古くておんぼろとはいえ一応コンドミニアムと呼ばれるところ、24時間レセプションみたいなところに人がいるので、不在配達はありえない・・・・

例のシンガポールポストのサイトを子細に見ると、問い合わせできるところがあったのでアクセス。
コールセンターのチャット的なところで、電話じゃなくオンラインのチャットでオペレーターと会話ができる。

これはもちろん英語なんだけれど、チャットというのはかなり気が楽。
こういうところの常で、実際にオペレーターにつながるまでかなり待たされる、と予想していたけれどすんなりすぐにつながった。

多分電話での問い合わせだと時間かかるんだろうな。

オペレーターの対応もよかったんだけれど、結局フィリピンに届いている以上はフィリピンポストに問い合わせてくれということだった。

フィリピンポストのサイトも教えてくれ、トラッキングナンバーも同じでいいということだったので早速追跡。

ステータスは配達途中・・・

自宅からフィリピンポストまでは車で20分ほどのところ、いったい配達に何日かかるんだよ。
この時点でもう5月も20日過ぎ。

前にもアメリカから取り寄せたシリコンの材料がなしのつぶてで、あきらめたころ連絡があった。
すでにその時で6カ月ほどたとうかという頃、しかもその6か月間の倉庫保管料も払え、と結構な金額を請求されたことがあったっけ。

その時は幸い患者さんの父親が税関に知り合いがいるということで、無事実費で受け取ることができたけど、その時も含め何度か痛い目に合ってるので、フィリピンポストと税関は信用していなかった。

今回は薄っぺらい部品の買い物だから封書で届くだろうし、と思っていたけれど、やはりすんなりいかなかったか。

60ドルほどの買い物だったけれど、なるべく考えないようにし始めていたころ、なんか不在配達票的なものが届いた。

正確には不在配達じゃないのだけれど、ポストオフィスまで身分証明書をもって取りに来いということだった。

前にもそういえば同じ紙切れを受け取ったことがあって、その時は日本からEMSで歯型を送ってもらったものだったっけ。

結局その時もしばらく荷物が行方不明の状態で相手に迷惑かけたっけ。

今朝、出勤前にポストオフィスに寄って来た。

そういえば地下だったよなと、だいぶ以前の記憶を頼りに降りていく。

このポストオフィスはなんか由緒ある建物なのか、パルテノン神殿かというような構えで天井もやたら高い。

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あさいちということもあってか人は少なく、地下の窓口も先客が二人だけ。

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地下は天井が低く、見てのとおり鉄格子だけでエアコンもない素通しの状態。

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私の前はくびれのセクシーなお姉さんが同じように何やら受け取りに来ていた。

職員が包みを開けて中身を検査していたけれど、なんか指輪かなんかだったな。

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鉄格子のなかはこんな感じで、なんか谷間を強調したお姉さんが対応してくれた。

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てっきり封書で来ると思っていたけれど、小さな小包だった。

受け取る前に別のおばさん職員が、「中身は何だ?」と聞いてきた。

「時計の部品でステッカーみたいな感じのもの、何なら開けていいよ」

というとカッターナイフで開け始めた。

「これはあんたが買ったものなの?」

「そう」

「いくら?」

「60ドルくらい」

「インボイスは持ってきた?」

「そんなものはもらっていないけど、包みの中に中に入ってるんじゃない」

でも中にインボイスは入っていなかった。

「メールかなんかで届いていない?」

といわれて、そういえばメールで明細が届いていたっけと、スマホで開いて見せた。

もちろん違法なものでもないし、無事隣のセクシーお姉さんのところで受け取れ、といわれた。

支払いは多分通関手数料的なものなんだろう、112ペソでめでたくリリース。

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結局不在配達ということではなく、中身がわからないので確かめるために窓口まで来いということだったらしい。

無駄に日にちがかかるだけで、どうやら外国からの通販も大丈夫らしい。

ただ、ショップによってはトラッキングナンバーとかないところがあるので、そういうのはやはりばくちかな?