フィリピン人の使う言葉にはいろいろあって、セブアノ語とかイロカノ語 その他もろもろ。
公用語は英語とタガログ語というけれど、英語といっても一般的に使われている英語はなんかタガログ語っぽいものが混じっている。

銀行のATMを使う時には最初に言語を選ぶボタンが出てくるものがある。
全部の銀行のATMがそうか定かではないけれど、私が口座を持っている銀行のものは最初に英語かタグリッシュかと、選ぶボタンが画面に現れる。

最初は英語とタガログ語なのかと思っていたけど、よく見たらタグリッシュと書かれている。

間違えてこのボタンを押してしまったことがあったけれど、日常会話でよく聞かれる、英語が少し混じったタガログ語で案内がされる。

なんとなく新鮮で面白いんだけれど、タガログ語がわからないでこのボタンを選んでしまうとややこしくなるだろうな。

ただ画面のボタンとは別に、物理的なボタンもあってそちらでキャンセルできるので間違えて押しても慌てる必要はなさそう。

先週行ってきたシンガポールだと今度はシングリッシュというのがあるらしい。
確かマレー語が混じったイングリッシュなのかな?

これが慣れないせいもあるんだろうけれど、英語に聞こえない。

相手がなに語をしゃべっているかわからないという先入観みたいなものがあるせいか、相手は英語をしゃべっているのに別の言語に聞こえてしまう。

これも長く住めばなれるんだろうね。

向こうでタクシーに乗って目的地で降りる時、同乗者が全部で4人だったのだけれど、それぞれ誰かが運賃を払うものだと思い込んでいて、結局誰も払わずにタクシーを降りてしまった。

ドライバーが必死になって「ノッペッ!ノッペッ!」といっている。
みんなで顔を見合わせて考えるのだけれども理解できない。

しばしの後、誰も運賃を払っていないことに気づき、ドライバーの言わんとする意味が理解できた。
『Not paied」あるいは「No pay」と言っていたらしいのだ。

ごめんねドライバーさん。

これもグラブタクシーで来てもらったタクシーだったっけ。

フィリピンでも最近グラブタクシーがなかなか大きな広告を出すようになってきているし。

スマホとインターネットアクセスさえあれば色々余計な気を使わずに済むので、
旅行などで来られる方は事前にアプリのインストールをしておかれたらいいと思う。
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マニラのタクシーはなかなかストレスだからね。

そういえばシンガポールで乗ったタクシーはプリウスだった。
でもドアは自動じゃなかったな。
やはり日本が色々ラクね。

 2016-04-07-11-16-41