フィリピンには露天商が沢山いる。祭りの時とかだけじゃなく、常時どこの路上でも見かける。

フィリピン人は一般的に食べることが好きで、生活のなかで食べるということが結構重要なように見ていて思う。

親しい間柄で交わされる挨拶に「クマインカナ?」というのがよく聞かれるんだけれど、これなんかは「食べた?」と聞いてるので、食べてないといえばおごってくれるのかというとそうわけでもない。

おやつや昼飯代わりにとか、小腹が空いた時に、路上にいる例の露店で色々と突っついて小腹を満たしているのをよく見かける。ほとんどの露店には車輪がついていて移動可能になっているし、自転車やリヤカーにようなものを改造していたりでなかなか興味深い。

これは果物屋さん、ここは定位置なせいか移動式ではない。そういえばしまってるのは見たことないような気がするなあ。
多分かまぼこみたいなものだと思うのだけれど、串に刺したものを油で揚げてる。揚げたてをタレの入ったビンに突っ込んで食べているけど、日本の串揚げと一緒で一回漬けのルールがあると信じたい。

これには車輪がついてるし、内部にバーナーがあるようで、その場で揚げることができる。
こちらは張り紙の通り、鳥の皮のフライ。
化学調味料が入ったポテチを食べるよりはよっぽどいいのかもしれないね。

ほかに豚の皮もポピュラーでチチャロンという。横のペットボトルには鷹の爪を刻んで入れた酢が置いてある。これにつけて食べるのが一般的。
グリーンマンゴーの屋台。
野菜をあまり食べない人種なので、こういうのが貴重なビタミンの補給源なのかもしれない。

かなり酸っぱいのだけれど、これに粗塩をつけて食べる。
奥にはピーナッツも盛ってある。
トウモロコシも人気で、バラバラにしたものにチーズの粉とバターをかけて紙コップに入れたものをよく見かける。

日本のトウモロコシが甘くて美味しいのだとか、大体こういう露店にもJapanese cornとか書いている。