せっかくなのでたまには歯の話題を・・・

フィリピンでもハイテクなところはあるのだと、ちょっと知ってほしいし。

DSC_1266
なるべく体の中に金属は入れないように、というのがここのところの主流だったのではと思う。
以前は金(Gold)がもてはやされた時代もあったし、わざわざ前歯に金冠をかぶせることもあったっけ。

今では日本でほとんど使われることはなくなったと思うけれど、小さな虫歯なんかはアマルガムというものを詰められていたこともある。

これは水銀と銀の粉を混ぜると固まる性質を利用した充填物だけれど、水銀の有害性もあって日本ではもう絶滅したのでは?

フィリピンではまだ見かけるのだけれど・・・

上の写真は金属冠と新しい材料ジルコニアの歯。
金属冠は日本では保険適用されていて、なるべくお金かけないでということであればこの冠をかぶせることになる。(*最近の日本の保険事情は詳しくないので間違ってたら申し訳ない)

ジルコニアはイミテーションのダイアモンドというイメージもあるかと思うけれど、かなり固い材料でこの材料を金属の代わりに使う技術がある。

当初はジルコニアの土台にセラミックスを焼き付けて歯の色に合わせたりしていたのだが、最近はジルコニアのみで冠全体またブリッジを作ることもできるようになっている。

DSC_0706
DSC_0705
透過光で見ると金属の有り無しは明らか。
もともと天然歯には金属なんてものはないので、見た目もどちらが自然にできるかというのは明らかだとおもう。最終的には歯科医師と技工士の腕にもよるんだけどね。

普通の差し歯だと中に金属の土台が入っていて、その金属色を遮蔽しないといけない。
カラオケバーなんかのブラックライトにあたるとやたら白く浮き上がるんじゃなかったっけ。

そういうとこでもてたいおっさんたちにもジルコニアはお勧めかもね。

DSC_0309
DSC_0292
DSC_0290
上の写真はジルコニア100%の歯。
日本で入れるよりも金額やすいので、腕のいいところで入れられるならフィリピンおすすめ。

プロモーション用にちゃんとしたカメラで撮った写真なので、今回はちょっと学術的な話題になったような・・