海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2019年08月

ニート生活がなつかしくなっているこの頃、本業も副業も忙しくなってきている。

それはもちろんいいことなんだろうけれど、耐久レースのような働き方はいつまでもこれは続けられんだろうと頭の片隅にいつも引っかかっている。

んで、本業と副業とはなにか?

以前なら本業は歯の仕事でといっていたもんだけど、今は事情が変わってきている。

なにをもって本業副業というのか?

収入が多いほうが本業とも限らんし、労働時間が長いほうが本業とも限らんよね。

定収入と決まった勤務時間といえば歯の仕事のほうなんだけど、今は自分の気持ち的に、これは活動費を生み出す仕事という捉え方でやはり本業ではなくなっている。

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ちなみにこれは歯の仕事、インプラントの模型でセミナー用の拡大バージョン。

ではでは、本業はというと

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もう一つの真面目なほうのブログを見ていただければわかるけれど、医療寄りの仕事。

写真の手の石膏模型もその仕事の一部。

ただ本業副業ともちょっとやることの系統が似ているので、結構都合がいいことが多い。

歯科のオフィスでこういう自分の仕事をしていても問題ないし、石膏流したり削ったりといった作業にはなかなか環境が整っているのでやりやすいし恵まれてるな。

・・・・・ということで、なんでこういうつまらないことを書いているかというと、最近書くことがないんだな。

ないわけじゃないんだけれど、というか書くと結構皆さんに面白がってもらえるようなことはたくさんあるんだけれど、このブログを通じて実際にお会いしたりという方々か増えてきたのと、どうやらコゾーも読んでるようなんで書けなくなってきてしまった。

匿名で別のブログでも作るかなと思いつつも、そこまではもうめんどくさいか・・・




題名の字面だけ見るとなんか昨今のニュースに出てきそうな物騒な雰囲気があるな。

いまだに鍛冶屋になるという、中学生の頃からの夢をあきらめていないわたし。

先日コゾーが日本に旅行に行ってきた。
かわいい子には旅をさせろという格言だかなんだかもあることだし、学校の長い休みに一人で行かせたんだった。

すでに私より体も大きいし、かわいらしさもどこへやらだけれど、それなりに収穫はあったみたいな。

ポケットWifi貸してもらってたり、いく先々で知り合いに面倒見てもらったりで、もうちょっと苦労する一人旅がよかったんだけどな、おれとしては・・・

そんなお世話してくださった人から、さらにさらにお土産までいただいてしまった。

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刃物フェチであることを見透かされたような、どストライクのキレものたち。

一番上のハサミは、シリコンのバリ取りという仕事には今のところ最高のハサミ、すでに殿堂入りといっていい。

真ん中の折り畳みナイフがぱっと見懐かしいという御仁はすでにご同輩であろう。
昔懐かしい肥後守という日本の古き良き時代のナイフで、子供の頃からいつも持っていたし、かなり指も切ったっけ。

時には指の静脈まで切ってしまって、止まらぬ血に慌てながらもかといって親に知れると怒られてナイフ取り上げられるのはわかっているから、よもぎの葉っぱをとってきてはあてがい止血した覚えがある。

今にして思えばそれでよく無事だったものだと思うけどね。
とにかく思い入れのあるのがこの肥後守。

じつは・・・


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今回いただいたものの兄貴分たちをしっかりと持っている。

少しうんちくを語れば、同じスタイルのナイフは昔から結構な数があるのだけれど、登録商標の関係で「肥後守」と名乗れるのは長尾製作所だったかな?写真のナイフを作っているところだけらしい。

しかもその長尾さんのところでは数種類同じスタイルのナイフを作っており、その中でも特に切れ味鋭い炭素鋼の青紙というのを使ったモデルがこの真鍮柄のもの。

この兄貴分2本はすでに20年くらい手元にあるはず。

当時製作されていた方が少し高齢だったので、キープしておいたもの。

今回お土産でいただいたのも同じ肥後守だったので、代はかわったのかもしれないけれど、まだ製作を続けられているのは驚きでもありうれしくもあり。

丁寧に作られた皮のケースに少し小ぶりでモダンなアレンジがなされているのは、やはり若い後継者のセンスなんだろうな。
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どや!この青紙割込の文字がほこらしくはないか?
ちゃんとした砥石で研げば日本刀のような波紋が出てくる。

一緒にいただいた握り鋏の方もこの青紙という鋼が使われている。
無駄に持ち歩きたくなる一品!


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これらは純粋に仕事で使う刃物たち。

昨日の日曜日はいつも使っているバッグを洗濯した。

嫁さんが作ってくれる弁当を倒さずにそのまま入れられ、かつノートパソコンが入る大きさという選択基準で選んだバッグだけれど、いかんせんなんでも放り込みすぎる。

仕事に出かけるのにバタバタととりあえず忘れ物がないようにと放り込んでしまうため、石膏屑やらワックスのカスやらで中が汚い。

おまけに出先のクリニックなんかで仕事したら、スクラブスーツや型どりしたものとかも入れるため、なんとなく気分的にもスッキリしない・・・

朝シャワーするついでにバケツに水と洗剤と一緒に入れて足でぐちゃぐちゃ踏み洗い。

その日は風も強かったんで逆さに吊るしておいたら、夕方にはきれいに生まれ変わっていた。
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なぜかこのバッグ、先日立会いでいった手術室に同じものが置いてあった。

外科の先生の持ち物らしいけれど私のものと全く同じ。

やはり中にはごちゃごちゃと放り込まれているし、やはりこういう向きには最適なんか?


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と思いながら写真をとっていたら


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向こうに写っているのも同じバッグじゃないか。多分サイズ違いかな?

別の日に形成外科の医局を探して院内をうろついていたら、前を歩く白衣の男性がまたまた同じバッグを肩から下げてる。

多分この男性も外科医ではなかろうかと見当をつけてあとをついていくと、ビンゴ!

無事形成外科医局までたどり着くことができました。

ただの流行りなのか外科医御用達なのか・・・・

ちなみに私が買ったのはこれ。


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使い勝手は申し分ないけれど、唯一の不満は中が黒いため、老眼にはものを探すのがちょっと大変。

入れたはずなのにわからないこともしばしば。
もうちょっと整頓して入れればいいんだろうけど、ガサツな性格なもんで・・

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昨日嫁さんをモールに連れて行った時のこと、たまたま目についたのだけれど、同じバッグのグレーがあるじゃないか。

まあ、同じバッグを2個買うほどの無駄もしたくないし、現在中に入れるものの色を極力黒でないものに変更中。

古巣の技工所に戻って1ヶ月。

しばらく遠ざかってたストレスがそろそろ思い出される頃・・・

その技工所は昨日からチームビルディングという名の慰安旅行で明日まで閉店。

私はめんどくさいのでばっくれた。

皆の衆が旅立った後、受付嬢から電話がかかってきた。

「申し訳ありません、お願いがあるんですが・・・」

どうやら出発前のどさくさで歯医者に届ける荷物を2軒間違えて届けてしまったらしい。

もう皆さん南海の島に到着してしまっているので、私にしか頼めないということらしい。

間違えて配達された歯科医院が一軒はマニラ市内だけれど、もう一軒が問題でダバオという別の島のクリニック、しかも患者さんは旅行者で、帰る日程があるため予約変更がもはやできない。

マニラ市内のクリニックに荷物を取りに行って、空港から直接カーゴでダバオに送れとの指令。

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写真の入れ歯は関係ないけど、まあこういうものを作って配達するのが技工所の仕事。

ダバオの患者さんの症例がなんだったか知らないけど、仮にこういう総入れ歯のケースで、誤配のため間に合わなかったりすると、患者さんは歯無しのままフガフガと旅立っていかなければならないのか。

幸い市内のクリニックは私の自宅から近かったので、のこのこ出かけていった。

普段は会社支給のポロシャツ着たメッセンジャーが集荷や配達するところに、国籍不明のどうやらフィリピン人じゃなさそうなおっさんが入ってきたので、受付のババアが不審がっている。

「ラボのオーナーの方ですか?」と聞かれたけれど

「いえ、新しく入ったメッセンジャーです、よろしく!」と爽やかにこたえたつもりだけど、ずーっと不信感丸出しの顔だったな。

受け取った荷物を今度は空港のカーゴステーションに持っていく。

ここは何度か利用したことがある。

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こういうところね。

ここは手続きであちこちいかないといけないし、待ち時間も長いんでめんどくさい。

途中荷物の中身の検査もあって、警官が常駐している窓口でスタンプをもらわないといけない。

「中身はなんだ?」と赤ら顔の警官がたずねてくる。

聞く前に開けてチェックしろよ、と思うけど何かにつけメンドくさがりなんだなこちらの人たちは。

「デンタルの歯型が入ってる」とこたえると

「歯医者さんなの?」と微妙に態度が変わった。

こちらの人は社会的な肩書きや身分で対応が変わるのでめんどくさい。

医者、歯医者だと対応も丁寧になるけど、ここで「いやデンタルテクニシャンだ」と答えたらまたその説明をさせられかねない。

早く終わらせたいのもあって「あーそうそう」とこたえたのが間違いだった・・・

赤ら顔の警官はカウンター向こうから出てきてわざわざ私の横に近づいてくる。

「ちょっと聞きたいんだけど、おれ高血圧なんですよ。歯を抜くのはどうすればいい?大丈夫?」

そういえば医者とか弁護士は、周りに色々アドバイスを求められたりでめんどくさいんだと聞いたことがあったっけ。時すでに遅し・・・

「それはかかりつけの歯医者さんと相談してねー」と逃げるのだけど、それでも色々聞いてくる。

「あのねアシタバって葉っぱ知ってる?そうそう、それの葉っぱを1日一枚食え」

その後も「どうやって食べればいい?すりつぶすの?水はどれくらい混ぜるの?」と聞いてくるんだけど、まあ薬じゃないし葉っぱなんで

「まずくはないからそのままでも食べれるよー」とかテキトーにこたえて逃げてきた。・・けど、後から考えたらアシタバは糖尿病にいいんだったっけか?









フィリピンでもいつの間にかインプラントをやる歯医者が増えてきている。

顎の骨にインプラントを埋め込んだ後、その上に歯を作るのは技工士の仕事で、それこそ様々なレベルの歯医者が仕事を技工所に送ってくる。

「お前はインプラントとかやらない方がえーぞ」という歯医者さんも中にはいらっしゃるので、フィリピンで、いやこれはフィリピンに限らず日本でもそうだな、インプラントの治療を受けようと思う方はよく選んでね。

・・・といっても一般の人にはどう選べばいいかわからないよな。
多分おすすめは技工士さんの知り合いがいたらその人に聞くのが一番かもしれない。

歯科医師の技術レベルの内情をよく知っていたりするんでね、もっともその技工士さんのレベルが低ければ論外だけど。


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手元にインプラントの実物があったのでせっかくなので写真でも。

指の上に乗っているのがその骨に植え込む部分のチタン製インプラント。
普段は滅菌カプセルの中に入っていて、骨に穴を開けて埋め込む直前までカプセルから出されない。

もちろん写真のように触りまくったものは口腔内に使うことはできない。
これは実習で使ったインプラントの残り。


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このインプラントを骨に埋め込んで、しっかり骨に固着されてからその上に土台をねじ込んで歯を作る。

この辺から技工士さんの仕事。

大体が生体親和性の良さから土台や、それを固定するネジもチタン製。
このネジが米粒より小さいネジのくせに、フィリピン人の技工士さんの日当数日分の値段がする。

作業中落っことしたりピンっと飛ばしたりしてしまうともう大変。

スタッフ総出で大掃除が始まる。

出てこないと給料から引かれたりで数日分の給料がパーになってしまうしね。


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上の土台も色々種類があって、写真の金色のパーツは入れ歯を固定するためのホックみたいなもの。

インプラント自体もサイズやメーカーも色々様々。

スイス製、ドイツ製、韓国製、イスラエル製などなど製造国もさまざま。

中にはネジが折れやすいメーカーもあったりするんで、これまた選ぶのがたいへんなところ。

この歯医者は行かない方がいいよーというところもたくさん知ってるけど、こういうのはしがらみが増えるので変に口外も紹介もしないようにしている。

なるべく自分の歯を大切に使うのが一番だな、といいつつ自分の歯もガタガタだけどね。



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