海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2019年04月

わたしの厄払いにと友人が作ってくれたカスタムナイフ。
もう15年ほど手元にあるんじゃなかろうか?


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鹿の角をハンドルに使ってあり、ものすごーく丁寧な仕事で作られているので、ハンドルが天然素材であるにも関わらず、収縮も剥がれもない。

工芸品といってもいいくらいの仕上がりやね。

たまにおつまみを切ったり、ココナツの殻に穴を開けるのに使うくらいで、勿体無いので一度も研いでいない。


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この刃の根元部分の刃が立っていない部分は、日本刀でいうところのうぶ刃かな?

一度も研いでいない証しになるんだとかなんとか、ずーと以前、日本刀剣の会の人におしえてもらったっけ。


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これも大切な宝物の一つやね。

確か年一回のことだと思うけれど、家のすぐ近くで結構なフィエスタがあってる。

会期は3日間なんだけれど、前の日から音響のテストなんだかドラムの練習だかで真夜中まで重低音が響いてくる。

夜中2時過ぎでもまだ平気で重低音が響いてくるので、さすがにコゾーはネット上から実行委員会みたいなところに文句いったらしい。

昨晩が初日で、そういえば例の猿のガイコツが売ってたのもこのフィエスタの時だったっけ、とおもいだしちょっと散歩がてらいってみた。

猿のガイコツはあいにくなかったけれど、最近の流行りなのか蛇の骨のアクセサリーが目に付く。


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蛇の骨でブレスレットに仕上げて売っている。
気持ち悪いといってしまえばそれだけだけど、解剖学的に見るとやはり自然の造形美の方が私には目がいくな。

しげしげとみてると、売り子のおっさんが色々説明してくれる。

「筋肉痛、肩こり、関節痛とかによく効くよ」だと・・・
明らかに私の年齢を見越しての売り文句じゃ?と思ったけれど

「わたしはほれ、このお通りもう15年ほどつけっぱなしなんだよ」と自分の腕を見せてくれた。


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確かにトゲトゲが摩滅した蛇の骨がそこに・・・

このおっさんの身を呈した実験から効用がわかったのかぁ?


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こちらはパラワン産のワニの牙で作られた首飾り。
とりあえず歯牙に惹かれるのは職業病か?


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ほかにもカブトムシやクワガタの頭をもぎりとってペンダントにしたり、亀の甲羅を丸ごとポシェットにしてるのはちょっとワシントン条約がきになるところ。


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こういう刃物屋さんも毎回来ていて、写真手前のハサミと同じようなものをブックストアで買ったことがある。

メッキも何もされていないので、すぐにおばあちゃんの裁ちばさみ的な風情にほどよく錆びてくるのだけど、小刃の角度が一般的な文房具のハサミより鋭くて、自分の仕事に欠かせない道具になっている。

もう一本おさえとこうと思って、先日同じブックストアに行ったらストアがなくなっていた。

このフィエスタで見つけたと思ったのに、手作りゆえか微妙に刃の厚みが違って、わたしの用途には向かなそうでパス。

あと二日の会期、最終日は確かズンドコズンドコなんかリオのカーニバルみたいな感じになるんだったと思う。

生足ファンの方は行かれたし。



なんだかんだダラダラとブログを書きながら、結局肝心なところは忘れていたり・・・

「地震と生足」のトピックでのせ忘れたその夕日のタイムラプスをば・・・


何をトチ狂ったか、最近オープンしたばかりのジムにコゾーと通っている。

オープン前の客を獲得するためのプロモっちゅうのをやってたもんで、筋トレマニアのコゾーにそそのかされて二人で入会申し込み。

その頃はまだ定職があったからな・・・はは。

まあ、体力の衰えを常々実感させられるこの頃だったから、いけるとこまでは行ってみようじゃないか。


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ほら、ちゃんとしたジムなんだよここが。

客層はもちろん若い人ばっかり。マッチョなお兄ちゃん達とムチムチおネイさんばかり。
24時間空いているせいで、いつもコゾーといくのが夜中だからかな?

そんな中に一人もそもそとおっさんが入っていくんで、「なにあのおっさん?あれで筋トレするの?死ぬんじゃない」とささやかれているようで楽しい。

新しいジムだけあってAEDなんかのファーストエイドも置いてあるし、その点は少し安心か・・・


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エアコンも効いているんで、私レベルの運動では汗もかかん。
ただひたすら歩くだけの機械でも、ちゃんと前の画面の景色は変わるしWiFiもある。

スマホにブルートゥースのイヤフォンつけて、落語や怪談、はたまた日本むかし話を聴きながら歩けるんでいいのかもね。

いわゆる歩きスマホでも危なくない。


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そういえばそのジムの中に置いてある消火器にはANZENの文字が・・・
日本ばやりやな・・・KAIZENというのもどっかで見たな。

ジム帰りにはセブンイレブンによってビールを買ってきた。


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ほれ、なんと一番搾り。
これに嫁さんがこの間買ってきてくれたノリをおつまみにいっぱい。

なんかほんと日本ばやりやね。

昨日自宅でニート仕事をしていたらゆさゆさと揺れた。

火事とかと違って地震はやはり不気味なところがあるね。
うちは築40年以上たった集合住宅だし、それなりに高さがあるので揺れも余計感じられたのか。

嫁さんは外に買い物に出て行っていて不在。
コゾーは下に降りて行ったら、上に上がって来られなくなったらしい。

どうやら外にみんな避難させられたらしく、しばらくすると非常ベルがずーと鳴りっぱなし。

廊下では誰か大声でなんかいって回っていたが、どうやら建物内に人が残っていないかみて回っていたらしい。

買い物から帰ってきた嫁さんとコゾーは合流し、外の駐車場で付近住民と一緒に待機。

私はとうと、ちょうど夕日がきれいな時間帯だったんで、いつものニートとしての撮影。

そのうちこのブログもまめ吉まめこさんに対抗して「いも吉いもじ ニートの日常」というタイトルに変えようか・・・

毎日のマニラ湾の夕日を記録して淡々とアップしていくだけみたいな。
それがいつまで続けられるのかという、ある困窮邦人没落日記みたいな・・・どうやろ?

その使命に燃えて夕日の撮影・・・というほどの大げさなものではなく、昨日はタイムラプスに挑戦!

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このようなスタイルでただボーっと沈みゆく夕日を見ながら、今日1日のニート生活を振り返る。

しかしそこは大自然の脅威で、コゾーのカメラを借りて同じところから夕日を撮ると、それなりに劇的な絵になったりする。


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ただ後からニュースで知ったんだけれど、その地震の震源がちょうどこの太陽が沈むあたりになるみたい。

フィリピンの建築物を見ていて常々感じるんだけれど、結構な高さの建物でも鉄骨じゃなくて鉄筋で建てていく。

こういうのって強度的にどうなんだろう?
被害がなければいいんだけれど、今朝からのニュースを見ると以前勤めていた大学の建物が傾いたとかで映像が出ているし。

「そういえばあそこの建物はたいがい古かったもんな」と嫁さんと話していたら、なんと一番新しいビルの方が傾いているらしい。

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写真はその地震後、夕日の撮影中に下を見たときのもの。
駐車場にみんな避難してたのね。

コゾーと嫁さんの姿も見えるじゃないか。

後で嫁さんの話によると、この避難待機時にミニスカートだかホットパンツのおネイさんの生足を、スマホでおっさんが撮影したとかどうとかで悶着があったらしい。

撮られたおネイさんは、おっさんの胸ぐらを掴んで引き摺り回し、ガードマンさん達がとんでくる騒ぎになっていたらしい。ピーナおそるべし・・・

結局スマホの中身を見せろ見せないでらちがあかず、警察に引き渡されてしまったげな。

そろそろ私も生足の撮影はやめんとね。こういうのって感覚が麻痺してエスカレートするかもしれんしね。

くわばらくわばら・・・

そんなわけで全世界3万5千人余の根強い生足ファンのみなさま、今後は生足シリーズは復活することはないと思うのでご勘弁を。


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