海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2019年02月

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ひとと知り合いになるのがときどき怖くて・・・

急に親しくなったひとは、急にまた離れていきそうな気もするし・・・

失いたくない付き合いほどそのへんが意識されるんよね。

長い付き合いの友人がいるのだけれど、やはり仕事上のパートナーとかになると難しいものがあるな。

最近いろいろ面倒なことがあり、お互いを傷つけあい憎しみあうような関係にはなりたくなかったのでビジネス上の関係は少し距離を置くことにした。

そういうことでちょっと急に、一年ほど勤めたところをやめたのが昨日。

失業といえば言葉に悲壮感がただようけれど、家族の誰もそのような悲壮感を持たないのはいいことか。一匹イヌが混じってるけど・・・

・・というのはやることが他にあるのと、歳食っとるとはいえいまだ引く手あまたなんでその気になれば仕事には不自由しないせいもあろう。つくづく手に職のありがたさやね。

そういうことで退職した翌日の今日はかねてからの懸案、運転免許の更新に行ってきた。

更新の期間を忘れていて昨年の11月に行っとかな行かんかったのね。

日本だと一ヶ月の猶予があるんだっけか?それでも12月だからもうすでに猶予期間も2ヶ月すぎたことになる。

フィリピンは失効してもまた普通に更新ができるのが便利なところ。
今日は朝からその更新に行ってきた。

わたしの場合外国人になるのでLTOというところの本局に行かないといけない。

これがケソンシティというところでうちからちょっと遠いんよね。

あまり遅く行くとひとが一杯で待たされるのはわかりきっているので、今日は朝いちで出発。

前回のときはLTOのパソコンが壊れて即日発行が出来ないとかで、後日取りに行く羽目になった覚えが・・・

しかもねーちゃんのタイプミスで住所も微妙に間違えていたり、身長が縮んで体重は逆に10kg増えたことになっていたりと・・・そうコチラの運転免許証には身長体重も記載されている。

今回は何をかましてくれるのやらと思いつつの更新だったけど、やはりやってくれました・・・
しかもけっこうとびきりのやつを。

詳細はまた次に・・・待て緊迫の次号!



昨日の日曜日は朝イチで配達を終えたらようやく久しぶりの休み。

たっぷりと寝た。

夕方、犬を連れて散歩に出ると海側からけっこう強い風が吹いていた。

いつもなら水平線の望むと、薄っすらと澱んだ空気の層がみえるのだけれど、この日はそれも吹き飛ばされてスッキリした視界。

この空気の汚れがマニラ湾の夕日の赤さの秘密でもあるんだと思っていたけど、それでもなかなかのきれいな夕日だった。


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反対側を見るとマカティ方面なんかな?こちらも久しぶりにすっきり感が・・・


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それにしても沈みゆく太陽を見てると、けっこうなスピードで沈んでいく。

時間は無駄にできんねと思い始める年頃か。

おそらく困窮邦人に最も似つかわしくないところであろう場所。

金沢からマニラに戻ってきて約一週間になろうとしているけれど、スマホで撮った写真を見返すと仕事の写真はまったくなくほとんど嫁さんのインスタ用か食べ物の写真ばかり。

せっかくなんで備忘録と記念に写真を残しとこう。

今まで日本海側には縁がなかったし、学生時代は社会の勉強は好きでなかったので今更ながらのように再発見することしきり。

行く前から嫁さんとネットで色々調べていたのだけれど、日本人にもかなり観光に人気の場所の様子。

困窮邦人の身に一番新鮮だったのが街のいたるところにGoldがあること。

金箔の産地であるらしい。

お土産屋にいってもお菓子にまで金箔がまぶされている。
建物の柱や路面にまで金の装飾が施されているし、実際に本物の金なのかどうかわからんけど、フィリピンでこれやったらみんな剥がされてしまうんじゃなかろうか?

平野部が広いようで高い建物がないし、街自体もゆったりしたように感じられる。

ビル建設ラッシュのマニラとはマジ対照的な街。


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ネットで嫁さんはこの金箔まぶしのソフトクリームを絶対食うんだ、と張り切っていたけれど、実際雪の降る地に行ってみるとなかなか勇気がいるね。


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アイスコーヒーもホットコーヒーも金が入っている。

金沢の下水処理場にざるを持っていってさらえばひと財産稼げないだろうか、などとびろうな妄想も・・・


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極めつけはこれか。

この鎧で戦にのぞめばまっさきに標的にされるであろう目立ち具合。
ここまで金ぴかなのに下品に見えないのはやはりすばらしいというべきか。


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朝飯に食べた駅のめかぶソバ。
白山ソバというらしい。


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嫁さんはかき揚げソバを注文したのだけれど、少し残してしまったのを意地汚く食べたのがことの始まりだったような・・・・

これを食べている途中で何となく吐き気をもよおしてきて食べるのをやめたんだけれど、この日の昼と夜に盛大に逆噴射することになるのである・・・・


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それでもこういうものをまた食べてしまうのはやはりうまい日本食に渇望していたんだろうな・・・

さすがに逆噴射した翌日は朝飯を食べる気にならず、しかし嫁さんは金沢駅で見つけた吉野家に行く気満々。

その時はしじみの味噌汁だけで済ませたけど、そういう選択ができるのはほんとにありがたいね。

やっぱ日本に生まれたひとは幸せだわ。


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これは最後の最後、マニラに戻る前に福岡空港で嫁さんが注文していたパフェ。
たい焼きもどきはうまくなかったけれど、ちゃんと日本文化を織り込んだ手の凝りようはやはり感心するな。

80歳になる友人の誕生日祝のついでに、自分用にも買った久保田という酒。

誕生パーティーが1月はじめだったんで、それから約ひと月たったのか。

しばらく自分の不整脈が気になっていたのだけれど、飲めないながらも酒を少し飲むと血行が良くなるのか、この不整脈が逆になくなってしまった。

まあ、酒のせいかどうかはわからんけどね。

久保田という酒自体がうまいのもあって、2日に一回くらいぐい呑に一杯寝る前に飲んでいた。

その久保田が昨夜ついに終わった・・・

ビールひと缶も開けられないような下戸の自分が、小さい瓶とはいえ全部飲んでしまうとは思わなかった。


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最後の一杯はいただきもののウニ。
しかもこのウニ、縁あって自分の生まれ故郷のものだった。

いろんな縁とご厚意をめぐり渡ってフィリピンにまできたのがなかなか感慨深いし。

そのようなことに思いを馳せながら、もちろん酒の肴には最高だろう。
結局最後の晩はぐい呑に2杯でめでたく完飲とあいなった。


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日本に行ってきた。

一週間ほどの滞在で昨晩遅くかえってきた。

海外に住んでいる日本人がとかく日本を批判する話を見たり聞いたりするけど、かくいう自分も日本のプレッシャーやらなんやらがいやになって海外に住んでるんだったけど・・・

今ごろになってたまに日本に行くと、今度は逆にすばらしさが目について里心がつくな。

飛行機が空港についてイミグレーションの窓口でのっけから面食らったし。
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日本人向けのゲートはなんか機械相手に自分で手続きするだけ。

パスポートを開いて画面に押し付け、なんか画面を見つめるだけで終わってしまう。

海外逃亡犯として国際指名手配になっていて、いきなり警報とかなったらどうしようとか少しビクビクしながらもあっさり緑のランプ点灯で無事通過。

パスポートにはスタンプが押されないのがなんとなくこれで大丈夫なんだろうか?と思いながらも他の外国人窓口に比べて圧倒的な速さ。

ただ、ここで落とし穴があったのはまた後ほど・・・・

今回は嫁さんのビザ関係の更新と自分の仕事でいったのが、皆さんに手厚いもてなしを受けて身が細るばかり・・・・

身が細るといいながらも、美味しいものばかりごちそうになってめずらしく体重が増えていた。
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普段は一日二食しか食べないのに、三食におやつまで出るもんで、困窮生活になれきった胃腸にはとても受け入れられる量ではなかったみたい。他日、人知れず2回盛大にゲロを噴射してしまった。

「あ〜、最後にゲロはいたのはいつだったっけ・・・?」と思いながら、便器に溜まっていく先程食べた高級食材がもったいないというかかわいそうというか・・・ここまできても貧乏人根性が抜けない・・・けど、ゲロを吐くのは結構気持ちよかったりする。

帰りの空港近くに宿をとってからは、また普段の一日二食に戻してなんとかもとに戻った。

しかし6日ほどの滞在中吉野家で朝飯食べたのが3回だったかな?

「ホテルで食うと高いから、朝は吉野家な」といえば
嫁さんも吉野家の朝定食は気に入っており、文句をいうどころか喜んで食べる。

しかし、それなりに客席のある吉野家で忙しく働いてるのはパートと思しき二人のおばちゃんだけ。
しかもほとんど待たせることもなくテキパキとこなしていく姿は、しばらくジーっと観察させてもらった。

フィリピンだと間違いなく10人はスタッフがいるな、しかもそれでも待たせるし味は変わっていくしやろ。
少人数で回せるシステムが出来ているというのもあるんだろうけど、それでも働くひとをみていると自主的に改善しながら働いているのがわかって、こういうところはやはり日本ならではとおもう。

外国人の目から見ると素晴らしい国、というのを通り越して恐ろしい国に思えてくるところがあるかもしれん。


最終日は、朝吉野家で定食を食べ昼はなし。
夜はドン・キホーテの焼き芋を寒空のもと公園のベンチに座り嫁さんとかじる。

自動販売機前に座り込んでる汚いジジイにも1個やって、3人で食べたのが意外にうまかった。
このドンキの焼き芋は前回日本に来たときに食べたのがやたらうまく感じたので、今回ぜひともまた、と思っていたモノ。

この食生活だと吉野家の朝定食が380円だったかな?焼き芋が105円なんで一日の食費が500円以下で済むことになる。

ヘタすればフィリピンより安上がりで健康的なんじゃね?もしかしたら日本に住んでもやっていけるかもと淡い夢を見たけど・・・

この年になって初めて日本海というのを実際に見たんだった。

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日本海でとれたカニに、念願の生牡蠣・・・・

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今度はいつやろか・・・・







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