海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2018年02月

嫁さんのともだちのリクエストで、あるものを預かっている。

あるものといってもタイトル通り、超高価なバッグで、350万円 ほどの値段らしい。

持ち主はフィリピン人女性で、旦那にナイショで自分へのご褒美として買ったものだとか。

旦那もフィリピン人だけれども、なんか我々の感覚からはかけ離れてるな。

うちなんかどう逆立ちしてもそんな金額は出せないし、ましてや配偶者にナイショでひねり出せるものでもない。

こういう人を立場的に多く見るので、フィリピンが貧しい国とかとてもおもえない。

もちろん格差があるのはわかっているんだけれど、日本ではあまりこういう人が身近にいなかったんでね。

もしくは日本でも身近にいたんだけれど、気づかなかっただけなのか?

国民性としてお金を使うところが違うだけなのか?

自分がお金持ちだったら、はたして嫁さんにこんなバッグを買ってやれるんだろうか?

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そういえば今日運び屋さんが日本から来る日。

かなーり逡巡したうえ、アマゾンで購入した自分用のバッグが届く予定の日。

何週間も迷った挙句買ったバッグの値段は1万円そこそこ。

高価なバッグに縁はなかろうと思うけど、必要があればそれだけ出せるような経済的余裕あればねぇ。




たぶん正確にはエスプレッソマシーンとはいわないんだと思うけれど、きのうアシタバをさがしにいったカルティマーという市場みたいな所でみつけた。


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以前に買った物は海賊版のやすいやつでエスプレッソ2杯作れるヤツ。

いつのまにかこぎれいになったカルティマーに、かなり似合わないようなオシャレなコーヒーショップが出来ていて、そこで見つけた。

ナベやフライパンといった台所用品もたくさん売っている並びでもあるので、たぶんここもコーヒー用の業務用品を売るついでに、コーヒーも淹れて売ろうかというノリなんだろう。

まだオープンして間もないと見えて、なかでは店員さんとおぼしきおねえちゃんたちに、コーヒーの入れ方教室のようなものが行なわれていた。

そこで見つけたこの小さな道具。

エスプレッソ一杯分のものなので以前に買ったものよりかなりのちいさい。

これで200ペソ、海賊版がいくらだったっけ?800か1000ペソくらいだったような気がするけど、この小さなのは作りもよいのに200ペソ。

迷わず買ったけどバーナーを選ぶな。

ついでに見かけた麻製のふくろもつい買ってしまった、これがいつも使っているトランギアの弁当箱をいれるのにピッタリ。

でも今日の昼飯時にあたためた弁当箱を上に置いたら、一部とけて弁当箱にこびりついてしまった。
無理やり剥がしたら穴が空いて破けてしまったけど麻じゃないのか?

エスプレッソ淹れは結局まだ使っていない。

どうしてもこっちのほうが最近手軽でね。


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コーヒーを頻繁に飲むわりには別に通というほどのこだわりもないんで、このフィルターの手軽さはなかなか捨てがたい。

なるべく道具はシンプルに、と思いながら結局は無精なんだな。

カリタ かんたんドリップ 30枚入り 3個パック


しばらく前に友人とコリアンレストランで食事していた時に、健康管理の話になり、ここらへんやはりお互い年齢なんだろうな。

友人、この人は還暦過ぎているんだけれど、一日3回はできるという絶倫の人。
見た目も還暦過ぎには見えない。

「アシタバはいいよ。おまえも喰え」とのおおせ。

なんか聞いたことある名前で日本の名前っぽいよな、と思っていたらやはり日本由来の植物で、葉っぱを食べるといろいろと体にいいんだとか。

彼の絶倫の秘密はこれだけでもないんだろうけど、しばらくこの話で盛り上がったら、
「後でとりに行こう」という。

そのコリアンレストランの近くにあるという。

そういえばなんか鉢植えを売ってるところがあったような?でもとてもあいているような時間じゃないし・・・・

このコリアンレストランの隣に中華のレストランもあり、駐車場は一続き。
その駐車場のところどころにちょっと大きめの鉢植えが置いてあるのだけれど、それがアシタバらしい。

駐車場にはガードマンもいるのに友人はそっと近づき、2,3本ほどへし折ってきた。
おいおい、と思っていると
「アシタバはすぐ増えるから大丈夫、だいじょうぶ」だって。

そのうちの2本ほどをもらってきてしばらく水にさして置いたら、何やら根っこが出てきた。

そういえばベランダに以前枯らしたなんかの鉢植えがあったっけと思い移植。

今では株分けしたりでそれなりに増えてきた。

・・・しかし効用を調べるためにネットを見ると、どうも出てくる写真は葉っぱの形が全然違う。

食べるのにはいまいち躊躇したままのある日、嫁さんの付き合いでスーパーにいったら、ハーブの小さな鉢植えを売っているコーナーが・・・

そこにASHITABAとかかれたものがある。
みれば友人がへし折ってきたものと葉っぱの形がほとんど同じ。

一鉢85ペソだったので買ってきた。

でもベランダのものと並べて見比べると微妙に違うような気がしないでもない。
これくらいは同種といってよい許容範囲なんだろうか?でもすでにベランダの奴は味見してしまっていたしな・・・

昨日の日曜日、タガイタイにまで行けば鉢植えやさんがいっぱいあるから、オリジナルのアシタバが見つかるかも、と思いながらやはりちょっと遠いので逡巡し、ためしに近くの市場みたいなところに植物やさんがいくつか並んでいたのを思い出し行ってみた。

しばらく探してようやく一軒の店にそれらしきものがあるのをみつけた。

店番のあんちゃんに「これってアシタバだよね?」と聞けば、「そうアシタバ」

「もう一種類別の形のアシタバってない?」
「あーそれフィリピンのローカルのアシタバで、こっちが日本のオリジナル」だそうな。

一鉢150ペソのところ120ペソまで値切って4鉢買ってきた。

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ちょっとした緑のコーナーになったな。

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これが友人がへし折ったもの。
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これがスーパーで買ってきたもの。

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・・で、これが日本のオリジナル。

その晩ネットで調べたらやはりフィリピンのものは正確にはアシタバではないらしい。
でも効用はほぼ似たようなものなんでアシタバとして売られているんだとか。

オリジナルはまだ味見していないけれど、ローカルのほうは生食してもシャキシャキして普通に食べられる。

昨日朝食に2枚ほどローカルのものを食べたせいかどうなのか、今日の朝は何となく体がすっきりしていたっけ。

昨日買ってきたオリジナルのアシタバは、帰ってきたときにはしなびていたのに、土に植えて2時間もしたらシャキッとなっていた。

植物はこういうものなのか詳しくないけど、やはり生命力は強いんかな?

しばらく増やしてその生命力にあやかってみようと思う。




困窮邦人の身にはとても似合わない私のパソコンは、そうMac。

仕事で使うCADのソフトはウィンドウズでしか走らない。
もう一つ必要なデータの変換ソフトはウィン用が7万円もするのに、マックだと無料。

これが一番の決め手となって結局マックにした。
マックにはウィンドウズもインストールできるらしいし、一台で済むだろう。

・・・と簡単に思っていたけれど、ウィンドウズのインストールがエラーばかりで進まない。

なんかダウンロードしてるんだけれど、残り時間2400分とか途方もない数字が出てくる。

一晩がかりでダウンロードしたのにそっからまたエラー・・・

あきらめかけていた昨晩、コゾーの付き合いで彼の勉強部屋へ。

自分の部屋を持たないコゾーはテスト勉強のときなど、近くのスタバに行くことがある。

困窮邦人の息子のくせにスタバは贅沢やね。

最近開拓したところで、灯台下暗し。
もっと家に近いところにホテルのコーヒーショップをみつけ、ここが新しい勉強部屋になっているこの頃。

ここは24時間営業で、コーヒーもスタバより安い。
各テーブルにコンセントもついているし、まさにうってつけ。
もちろんフリーWiFiもある。

自宅のインターネットより格段に速いので、試しにここでウィンドウズインストールの再挑戦。

ダウンロード時間90分と現実的な数字が出てくるし、結局90分かからずにダウンロードは済み、今まで見たことのないインストール画面が出てきた。

あれだけ苦労したのに、結局エラーの原因はインターネット回線の遅さだったのか。

晴れてウィンとマックの両刀使いになりましたとさ。

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しかしこのコーヒーショップはホテルのレストランとつながっているせいか、コーヒーショップといいながらカレーライスとかステーキもメニューに載っている。

コンジーというおかゆが、量も多く夜食にはちょうどいいし、130ペソとスタバのコーヒー並みの値段。

エアコンも寒いくらいに効いているしいうことなし。

メニューを頼んでも出てくるまでにかなり待たされることがあるけれど、結局周りの客を見回しても、コゾーみたいに勉強しに来ている学生ばかりだし、それぞれ申し訳程度に一杯の飲み物頼んで粘っているだけだから誰も文句は言わない。

こういう形態の店もアリなんだな。


Amazonのキンドルペーパーホワイトというのをずっとほしくて、しばらく前にやっとセールのタイミングをみつけたので購入した。

活字中毒なもんで、しかもやはり日本語で書かれた本じゃないと、英語の本とかだとどうしても面倒で・・・

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

フィリピンに来た頃は日本の本がなかなか手に入らなくて、当時息子が通ってた日本人学校で時々催される古本市が結構貴重な入手の機会だった。

その後あれよあれよと電子書籍が台頭してきて、ようやく不自由しなくなったといえる。

キンドルは目が疲れなくていいんだけれど、雑誌系だとカラーじゃないし、活字もなんかやたら小さかったりする本もあり、やはり純粋に活字のみの本向けらしい。

プライム会員の特典を利用したり、青空文庫を利用したりで、ほとんどお金をかけずにこれだけ本が読めるのはしあわせだな。

吉川英治の宮本武蔵 全8巻とか三国志とか、以前から読んでみたかった本をむさぼるように読んだりしている。

最近趣向を変えて、東南アジア近辺の売春を手間にしたドキュメンタリー?で鈴木傾城さんの本をまとめて読んでいるけど、フィリピンと時々オーバーラップするんでこれが最近のマイブーム。

主にタイのあたりの話が多く、私がフィリピンで見聞きする範囲のその手の世界より、もっとディープなような気がする。

この辺は時代が微妙に違うのもあるのか、やはりその国の経済発展の度合いとか、国境が隣接しているせいとかいろいろあるんだろうか。

昨晩寝る前によんでいたのがこの本。
勝手に宣伝していいのかどうか知らないけど、多分いいんだろう・・・


小説 スワイパー1999: カンボジアの闇にいた女たち (ブラックアジア的小説)


もしかしたらフィリピンでもこういうディープな世界があるのかもしれないけど、私は知らない。

あとその前に読み終えた本で、同じ著者のもの。
場所が日本なのだけれど、どっちかというとフィリピンの風俗の裏舞台はこっちのほうが近いような気がする。


デリヘル嬢と会う: 彼女は、あなたのよく知っている人かも知れない


デリヘルとは違うけれど、エクストラサービスありのスパの子を雇っていたことがあったのを思い出したもんで、タイトルについつい魅かれて読んでしまった。

スパの子を雇ったといってもそっち系のサービスをさせるためではなく、家庭の経済事情でそういう職に身を置いていた子だったけれど、大学に通って普通の職につきたいという志の持ち主だった。

スパで働きながら学校に通い始めたけれど、どうしてもスパじゃ安定した収入じゃないし、仕事時間が夜間になるのでキツイという。

昼間の仕事である程度時間に融通のきく仕事を探しているけれど見つからない、というのでダメもとでうちの面接を受けさせてみた。

爺さん人事部長のお気に召されたのか無事採用。
あの人事部長のじいさんも巨乳好きだしな。

・・・で、しばらく受付嬢をしながら学校に通っていた。

途中母親が再婚したとかで、再婚相手の経済的援助を受けられるようになったこと、学業が忙しくなってきたことで退職。

そのころは結構ほかのスタッフからも惜しまれるようになっていた。
もちろん私以外誰も彼女の経歴を知らないので、まさしくこの本のような実情だった。

その後はSNSで消息を知るのみとなったけれど、無事卒業もしたようで、さらになかなかよさげな彼氏もでき、SNSの写真も晴れやか。

多分こうした例はまれなんだろうな。

この子はやはり思い出深い子だったので、拙著「すぱがーるず」にも書いたような気がする。


すぱがーる: 困窮邦人 ESスパとピーナにはまる
海外逃亡してしまいましたシリーズ

今日は宣伝と広告が多いな、たまにはよかろう。

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