海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2017年09月

意味は一緒だけれども、動物病院というよりはアニマルクリニックといったほうがいいようなところ。

10年来の友人が最近新しく分院をオープン。

場所も本院ともう一軒の分院に比べてガラッとおしゃれな場所にオープンしている。

フォートボニファシオの近くで、犬連れの外国人も多く住んでいるところなんで、正解じゃなかろうか。

実際クリニックにいる間様々な患者がやってくる。

子馬ほどもあろうかというくらいでかい犬、骨折した大蛇まで幅広くやってくる。


こういうのを見てるとフィリピンの方が豊かな人が多いんじゃ?と思ってしまう。

住宅事情やら文化の違いもあるんだろうけど、あの子馬ほどの犬はどういう家で飼われているんだろうと思ってしまう。


こちらは顔面のガンを切除した後の犬。
アニマルレスキューに保護された、元はストリートドッグらしいけれど、ちゃんとこういう団体がいるところは、やはりそれなりに成熟してる社会といえるんではなかろうか?

もちろんこの犬より恵まれていないようなストリートチルドレンなんかも見るんだけどね。

一概にフィリピンは後進国と言えなくなってきているのは確かだと思う。


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写真はジルコニアで作った歯を赤いワックスに埋め込んだもの。
ちょっと大きなセミナーでプレゼンをやることになりそのネタの仕込み。

あいだに別のプレゼンがあったり、犬の患者さんが来たり
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耳を作ったり
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もちろん歯も作ります
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いろいろと仕事が積み重なってきているこのごろ。

日本からよく歯科のアウトソーシング先を探して、ということでお客さんが来られるのだけれど、料金の面でなかなか折り合いがつかない。

フィリピンは安かろうと思われているのだけれど、実際技工所としての料金を突き合わせてみると、フィリピンのほうが日本より高かったりする。

日本の業界にはやはり頑張ってもらいたい気持ちはあるのだけれど、すでに手遅れ感があるような・・・

特に技工士さんが不足しているそう・・・

フィリピンはほかの業界も含めて、ひところの日本の高度経済成長を思わせるところがある。

歯科業界も盛んで、支店のクリニックをどんどん増やすようなやり方が目に付いてきた。

それを反映してわが社も成長しているのだけれど、技術はまだまだ及ばないところがある。

インプラントの仕事ができて、人材管理能力があれば日本並みの給料も結構現実的なのでやる気と腕のある方なら面白いと思う。

フィリピンは日本より外国にオープンなため、ここをたたき台として別の国に行くことも可能性としては大いにあり。

実際今いろいろとお誘いが来ているわけで、かといって今のところをほったらかすわけにもいかないし・・・

どなたか気骨のある方を探しているこの頃・・・




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取引先のクリニックから電話があり、なんかの招待だった。

ここのクリニックはスポンサー活動もやっているらしく、時々映画に招待してくれる。
主演俳優さんたちも実際にきて一緒に見たりしているので、確か封切上映のときなんだとおもう。

この日もこの映画の招待だと思い込み、二つ返事で「イキマース」と応えておいたのだけれど、後で聞いたらどうも違う雰囲気。

グリーン何とかという場所だったので、てっきりマカティのグリーンベルトの映画館と思い込んでいた。

したら、グリーンベルトではなくグリーンヒルズだそうな。

グリーンベルトならいつも行くクリニックの近くだし、自宅からもそう遠くはないが、グリーンヒルズは結構遠い。しかも渋滞で悪名高いエドサを通っていかないといけない。おまけに当日は金曜日の夕方で、一週間の中で一番渋滞がひどくなる時間と曜日。

映画ではなくコンサートとかで、歌手の名前を聞いてももちろん私は知らないし・・・

断るつもり99%だったけれど念のために嫁さんに訊いてみたら、「イクイク、彼女私のアイドルだったの」だって。

ばたばた仕事を終わらせて自宅で嫁さんをピックアップし、グリーンヒルズに向かう。

ちなみにグリーンヒルズはパチモン屋さんのメッカで、グリーンヒルズショッピングセンターというところはこのパチモン屋さんが200軒以上集まっているげな。

いつもならエドサを通っていく道しか知らないけれど、グーグルマップのナビゲーションで調べたら、なにやら通ったことのない経路を示している。

たぶん最速でいける経路を探してくれたんだろうと信じてついていくことにする。
それでも結局一時間強かかって到着。ついたときにはコンサート始まったばっかりだった。

歌手生活30周年という彼女は立派な年増だけれど、それでも貫禄のある歌はたまにはいいかなと思わせてくれるものだった。

会場もコンサートホールというよりも、もっとミュージックライブに近いようなこじんまりしたところで、ステージとの距離が結構近い。

それなりに楽しめたけれど家に着いたのが12時過ぎで翌日眠かった。



今朝の通勤時の風景。

なぜかわからないけれど、道端で行水する集団。

多分近くの水道管が破裂したか漏れたかで、水がたまっているんだろう。

以前にも会社近くで破裂した水道管から水が湧き出して、しかもフィリピンのこと、修理はいっこうに始まらない。

そうするうちにその周りにコミュニティーができてしまった。

行水も洗濯もし放題で、結局修理が終わった後もコミュニティーはいまだに存続している。

なんか野生動物を見るような気がする時がある。

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生足の写真を載せたり、結構悪趣味なんかな?

こちらに来たてのころ、スタッフの弁当を見て結構衝撃を受けたのを思い出したもので・・・

その時は大学で教えていた時のアシスタントちゃん。
まだ20そこそこのきれいな女性だったけれど、弁当がタッパーに詰めたご飯の上にスパムとよばれるハムみたいなものを2枚のせただけだった。

今にして思えばそれがごく一般的なスタイルなんだと見慣れてしまったけれど、日本のお母さんたちが作るきれいなオベントウをイメージしてしまうとかなりギャップがある。

上の写真はわが社の美人受付嬢二人の弁当。
ご飯とテラピアというんだっけか、焼いた魚が二匹。

向こうに見えるのがもう一人の分。
この子はご飯だけ持ってきて、会社の外でビニール袋に入ったおかずを買ってきていた。
そしてビニール袋からそのまま食べている。

二人ともiphone SEを持っていることからわかるように、特に貧困層の子たちでもない。
これがこちらでの一般的な弁当のスタイルみたいね。

魚の子には私の弁当のおかずのハムを一切れ分けてやった。

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