海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2017年06月

貧乏生活が長いからというわけでもないのだけれど、物持ちはいい方だと思う。

安物買いの銭失いは嫌だし、自分なりのものを選ぶ一つの基準が10年持つかどうか。

シンプルなものだと普段使いのコップや、スプーンフォークといったものにも、すでに10年使っているものがある。

そんな中でいちばん長い付き合いの持ち物はこれ。
18歳で高校を卒業して東京の技工学校に入った時に教材として購入したもの。
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歯科技工で患者さんの歯形を装着して顎の動きを再現するもので、咬合器とよばれるもの。

どこ製なんだかいまだに知らないけれど、この世界では老舗ブランドではなかろうか。

普段の作業には重いのとオーバースペックであることが多いので、ほとんど使うことはないけれど、それでも日本を落ち延びてフィリピンに来るときにも木箱に入れたまま持ってきた。

うちのこぞーが歯学部の生徒になって6月から新学期が始まった。

実習もそろそろ始まるらしく、道具、器材をそろえないといけない。

そのリストの中に咬合器もあったので、この咬合器をまた木箱から引っ張り出して掃除して油を挿した。

こぞーもいつの間にか、この咬合器を私が買った時の歳になってしまっているし、年取るわけだわな・・・

この咬合器と同じころに手に入れたカメラも同じく30年選手。
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フィリピンじゃ昔ながらのフィルムももう見かけることもなくなったし、ずっと箪笥の肥し状態だけれど、最近無性にもう一度使ってみたくなっている。

Amazonで白黒フィルムでも買って現像してみようかと画策している。

現像液なんかも粉を溶いて使うやつだと運び屋さんにもってきてもらえると思うし、現像した後はデジタルカメラで読み込んでソフトで色を反転すれば紙焼きしなくてもいいんじゃね?と思うんだけどまたよけいなことにのめりこみつつあるのかな?

日本で破産寸前のころに趣味で集めたカメラ関係は、すべて処分してお金に換えてしまったけれど、このカメラだけは最後の砦で残してある。

昔はそれなりに希少価値のあったカメラだけれど、今はどうなんだろうね。
どっちにしてでも30年選手じゃ今更価値もなかろう。

やっぱり何とかカメラとしてもう一回機能させてみよう。





今日の日曜日は朝からイントラムロスのドライビングレンジに行ってきた。
今回二度目の打ちっぱなし体験。
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こぞーはいつものごとく昼過ぎまで寝てるので付き合いはなし。

打ちっぱなしで普段の運動不足が解消するとは思わないけれど、今回別の用事があって・・・

というのは、7月に日本からお客さんが来るのだけれど、この方からゴルフセットを預かっていて、前回こぞーとこのうちっぱなしで使ったのもその中の一部。

そのときにあろうことか、こぞーがクラブで地面をたたいてしまいヘッドを折ってしまった。

そのお客さんは私とゴルフするために私にこのセットをくれたといっていて、本人用のクラブセットは別のところにおいてある。

とはいえやはり困窮邦人にとってはクラブセットなんて高級品に思えて恐れ多い。

そういえばイントラムロスの打ちっぱなしで、クラブの修理もやってくれるといわれていたのを思い出し、今回それが目的で再訪。

前回と違って今日は午前中だったせいか、そこそこお客さんがいる。
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お客さんと思った怪しげな帽子をかぶったおっさんが職員だったらしく、クラブの修理のことを聞くと別のお兄ちゃんを連れてきてくれた。

30分くらいでできるよというのでお願いして、自分はまた打ちっぱなしに挑戦。

写真は隣で打っていたおっさん。
赤いシャツのおねえさんがいちいちボールを置いてくれる。

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この風呂のいすみたいなのに腰掛けて、木の棒で地面をならしながらボールを置いてくれる。

地面よりちょっと浮くように土をちょこっとボールにつけておいてくれる。
上の写真は私が打った跡で、下手なんで地面をドシドシたたいた後がはっきりわかるな、はは。

終わった後はクラブのヘッドは泥まみれ。
どっかで洗わんとな、と思っていたらおねえさんがちゃんと洗い場できれいに洗ってきてくれた。

打ってる途中でクラブの修理もできてきた。
例の怪しげなおっさんが持ってきてくれて、「いくら?」と聞けば
「クワトロ」だと。
どうやら400ペソということらしい。

日本だといくらかかるんだろうか?全然詳しくはないけれど1万以上はとられそうな気がする。
フィリピンでもちゃんとしたお店に持っていけばたぶんもっと取られるんだろう。

今回はレンジの場所代95ペソだったっけか?これは先に払った。

ボールがふたかご分打って、ひとかご90ペソだから180ペソ。
ボール置きのおねえさんにはチップを別に払うシステムらしくて、200ペソくらいだろうと思って、ボール分とチップで400ペソ渡したら「多すぎます」だって。

またいこうかな・・・

ちょっと用事があって会社近くのサリサリストアにいったら、ちょうど近くの小学校の下校時間かなんかだったらしく、制服を着た子供たちがひっきりなしにやってきて、私のことは後回しにされてしまった。

「ノートブックちょうだい、いくら?」とか「スペリングブックある?」とかかなりにぎやかだった。

スペリングブックというのはちらっと見たらどうも日本のつづり方帳みたいなものらしい。
いずれも値段が20ペソとか34ペソという値段だった。

新学期が始まったばかりでいろいろと揃えないといけないんだろう、そういえばうちのコゾーも今日は教科書を買いに行くとかいってたっけ。

サリサリストアの窓口最前列にいたのにずっと後回しされたので、その間例のごとく店のおねえちゃんでも隠し撮り。

しばらく前までいた巨乳のおねえちゃんはいなくて、なんか子供みたいなおねえちゃんが二人店番していた。

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用事を済ませて会社まで犬フンストリートをてくてく歩いて戻る。

この道から横に伸びるいくつかの路地は、なんか妙に懐かしさを覚えるだけどなんでだろう?
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朝方や夕方のあまり暑くない時間帯は、この路地に近所の人たちが出てきて遊んでいたりする。

子供のころの田舎の風景をどっか思い出させるんだろうな。

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天気もいいのでいたるところに洗濯物も干している。

日本製といっていいのか中華製といったほうがいいのか、よくわからない新しいセイコーの腕時計。

時間も普通に私的には正確に刻んでくれているし、翌朝見たらゼンマイ切れで止まっている、ということもなく快調。

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もともとは黒いウレタンかなんかの、いかにもダイバーズウォッチというバンドだったのだけれど、硬くて手首が痛くなるためパチロレに使っていたナイロンのバンドに変更。
微妙にサイズがあってないけれど、やはりこのほうがなじんでいいな。

同じバンドを使っているためか、誰も時計が変わったのには気づかない。
ロレックスでも中華セイコーでも自己満足だけなんかもしれないね。

本物のロレックスだとやはりベゼルを回す感触とか、いろいろ違うんだろうけれど、こちらのセイコーも普通に滑らかな感触だし、ロレックスに微妙に似たデザインではあるけれど、角がすべてとれているので当たって痛くなるということもない。

なんだかんだでこの中華セイコーは世界的にも根強い人気があるみたいね。
改造している写真もネット上にたくさん出てくる。

でも日本だとこういうのをしていると、「えー歳こいてセイコーかよ」とか言われるのかな?

そういうことを気にしなくて済むフィリピンはやはりあってるな・・・・

しばらくセミナーなんかがあって濃密なスケジュールの先週一週間。

スイスの歯科用インプラントのセミナーだったのだけれど、講師が今回で2度目の女医さん。

ちらっと一時期のマイケルジャクソンに見えなくもないんだけれど、スタイル抜群の歯医者さんだった。

セミナーの朝、顔を合わせると向こうももちろん覚えていて、ハグの雰囲気になったのだけれど、もったいないことにこの時は気後れして握手だけで済ませてしまった。

胸の谷間も見える服装だったもので、この辺のチキン具合がやはり日本人としてのアイデンティティーか?

都合四日間のセミナーで、最終日にはしっかりハグして別れたのだけれど、てっきりスイスのブランドだったのでスイス人かと思い込んでいたら、アルバニアの出身なんだと。

本人の発音ではアルベニアだったのでグーグルマップで検索したらアルメニアが出てくる。

ギリシャの隣の国だというのでさらに見てみたら、日本語ではアルバニアと表記されてるな。

ギリシャは美人が多い国というのを聞いたことがあるけど、多分にアルバニアもそうなんかもしれない。

セミナーのときはいつも抜け出せるように後ろに席取ることが多いのだけれど、今回ばかりは最前列でまじめに受講しました。

実際の細かいパーツの説明のときには机の向かいに座るもんだから、もう目のやり場をどうしていいか悩む状態。

ピンセットでつまんだパーツが飛んで行ったときは谷間に落ちるんじゃないかとドキドキ。

やはり知性に裏付けされた美貌というのはいいね。

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