海外逃亡してしまいました

保証かぶれや経営する会社の経営不振。これでもかこれでもかと降りかかる災難の中、自殺まで考えたがフィリピン移住に活路をみつけ第二の人生に邁進中。海外逃亡のいきさつからフィリピン移住の参考にまでささやかなお役に立てますように・・

2017年04月

あんまりこういう覗き趣味はいけないんだろうけど、通勤時に見えたいつもの風景の一コマ。

道路沿いに立ち並ぶバラック、違法建築なのかちゃんとした住居なのかいまだにわからないけれど、 そういうところがフィリピンにはあちこちにある。

時々場所によっては突然のように取り壊されて、きれいに整備されたりしているので、やはり違法に建てて住み着いているのが多いんだろうな。

しっかり日常の生活が営まれていて、朝の特に涼しいうちは結構活発に動いている。
大体が家の前にたらいを出して洗濯や食器なんかの洗い物をしているし、服を着たまま行水していたり、子供の場合はふりちんだったり・・・

今朝見たのはそんなバラックの前に椅子を出して、二人のむすめが脱毛処理をしていた。
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何ともおおらかというか、これから会社に行って一日せこせこ働く身から見ると、時々うらやましく感じるところがある。 失うもののない強さ、みたいな・・・・

おっぱいに並んでもうひとつ自分のライフワークといっていいものがある。

それがこれ
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義眼作り。
もちろん実際の患者さんに使ってもらうもの。

多分この先日本に帰って仕事することはないと思うけれど、日本で仕事する必要があるとすれば人工乳房と義眼かな・・・

間違いなく歯科技工はやらないような気がする。

先日も日本からのお客さんと話したけれど、今日本では技工士さんが不足しているのだとか。
でも、その割には技工料金も据え置きのままなんじゃなかろうか。

最近日本の技工士さんからの問い合わせもちらほら来るようになって、だんだんと大きく状況が変わりつつあるのを感じている。

こういう選択肢があってもいいんじゃないかと、義眼作りのマニュアルも作ってみたけれど、どっかで役に立ってくれるかな? 

 
やさしい義眼の作り方: 義眼製作法を豊富な写真で解説 顎顔面補綴マニュアルシリーズ

とりあえず念願のマニュアルを完成させることが出来、達成感を少しだけあじわったこの数日。
ぼちぼち今度は英語版に取り掛かりつつ、片付けないといけない仕事がもうひとつ・・・

人工乳房というのも長年かかわっている仕事で、こちらは10年以上日々改良にいそしんでいる。

これの注文が残っているのと、頭の中にあるアイデアをいくつか試して実現させないといけないので、こちらも気が少しせいているところ。

現時点でほぼ完成形のつもりでも、しばらくすると別のひらめきがあったりするので、これも終わりなき世界。

頭の中にある理想形を追い求めているので、これはライフワークといってもいいかもしれんな。

市場調査の大義名分にもなるし・・・

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写真のものはサンプルで、現時点で自分のおもうところを織り込んで作ってみたもの。
通常の人工乳房は表面のステインに色の再現を頼っている部分が多く、これは人工乳房に限らずシリコン製のエピテーゼ全般にいえる事かも知れないのだけれど。

私の人工乳房の場合は、普段使いを前提にしているので、衣服の中ですれ易い人工乳房は出来れば長く使ってもらうためにも、表面のステインになるべく頼りたくない。

写真の乳房は表面のステインなしで皮膚の下を走る静脈と、胸元の少しの日焼けを表現した。
拡大してみると毛細血管も見えるようになっている。

ブラですれる過酷な状況下におかれるであろう乳首はすべてシリコン内部からの発色という、おっぱい星人のこだわりが詰まっている。

製作の情熱は不純なものがたぶんに含まれているかもしれないけれど、この人工乳房は乳がんなどで切除を余儀なくされてしまった方や、性同一障害の方のためのちゃんとしたものなので念のため・・

 

たぶんこっちのブログにこられる人には、あまり縁のない話題かも、
いや、でも、技工士さんが結構見てるようなのでそうでもないか・・

足かけ3年ほどかかって作ったマニュアル本を最近出版したので、一応まじめな本だから堂々と宣伝しとこう。

これで一応紙の本も入れれば通算5冊目なんで、一応物書きも仕事です、なんていっていいのかもしれない。ふふ
 
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義眼つくりのためのマニュアル。
世界的にもあまり公開されている技術じゃないし、特に日本なんかだといろいろなしがらみがあって、
こういう本を出してしまうと誰かに命を狙われるんじゃなかろうか?これは9割冗談だけれど・・・

日本からおととい歯科の先生が視察に見えていて、成り行きでお世話したのだけれど、日本はいろいろと大変なんだと。

いまのところ、もう日本にかえって仕事しようという計画はないけれど、もし帰っても歯科関係はやらないだろうと思う。

やるとすれば、この義眼か人工乳房になろうか。

もしかしたらどっかでこの本が役に立ってくれればとも思っている。

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やさしい義眼の作り方: 義眼製作法を豊富な写真で解説 顎顔面補綴マニュアルシリーズ

今週一週間は会社内のセミナースペースでインプラントのセミナーがあった。
といっても歯科医師向けのセミナーで私は時間が空いたら立ち見させてもらっていただけなんだけど。

今日が実習の最終日でちょっと珍しい光景が繰り広げられていた。
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全員術着を着て豚の生身のあごにインプラントを実際に打ち込む実習。
結構な数の豚のあごが用意されていた。
参加者の歯科医師は8割がた女性で全員若い。 しかもほとんどきれいどころがそろっていた。

ピーナの女医さんが一同に術着を着ている光景も、なかなか見れないのでご堪能あれ。

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