仕事の用事で今週から東京行き。

その前に終わらせないといけないことやら、準備やらでいつにもましてめまぐるしく時間が過ぎていく。

昨日は早く家に帰って例の新しい仕事の準備をやらないといけなかったのだが、しかも腹が減りすぎて家に着くなりバクバクとご飯をかきこむ。それでも足りずバナナを3本食べたところへ友人からの電話。

中国系フィリピン人のビジネスオーナーである彼は、こちらで一番古い友達。
公私にわたって秘密も共有する仲なのだが、彼も最近新しいことをやり始めたものでいろいろと張り切っている。

「今日本人といるんだけど、ちょっと話してみて」といつものごとく受話器をその日本人に渡している様子。
いつもこうやって意表をついて楽しむのが彼のスタイルで、電話越しに日本語で懐かしい響きが聞こえてくる。
「お世話になっております・・・」というあれ、あったことないのでお世話したことはないのだけれどとはあえて突っ込まない。

「今から例のレストランにみんなで行くから時間あったら来て」とのお誘いにのこのこ出て行った。

新しくその友人のところで販売を扱うことになった、日本のメーカーからという海外担当の若い日本人と、50過ぎくらいの日本人の紳士、それに例の友人とその奥さんという顔ぶれでの会食。

50過ぎの紳士はその後自宅に帰ってからいただいた名刺を見ると代表取締役副社長とか。
日本ではほとんどの人がその会社名を聞いたことがあるというような有名な会社の副社長。

これもフィリピンならではかもね。

名刺交換はしたのだけれど、何せ私は立派な老眼なので肩書きの小さな文字までは読めなかった。

そんな偉い人とは知らず、久しぶりの日本人と日本語で会話できるというので結構調子こいていろんな話題を話してきたっけ。

話題はどうしても元気の無い近頃の日本とフィリピンの活気、ということになりがちなんだけどね。
最近はいろいろといわゆるビジネスチャンスというものが舞い込んでくるようになった。

今はやはりフィリピンが面白い。

やはりどっかで明るい話題にならないとね。